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認知症介護をする家族が必ず抱く心理と「良い介護」「悪い介護」について

何年もお風呂に入らずデイサービスにも行かない認知症の母。外出すらすることがなく、介護者である娘は「不幸な介護」人生の真っ只中でした。しかし、あることをきっかけに「どん底」から光が見えてきたのです。つまり、

認知症には「悲惨」「壮絶」といったネガティブな要素が多く付いてまわります。自分のいる場所が分からず、自分が誰なのかさえ分からず、徘徊し、失禁し、便を弄び、叫ぶ。そして、その認知症老人に振り回される家族たち・

医学的には、「通常の理解力や判断力が備わっているにも関わらず、自分が◯◯であることがわからない」ことを「失認」と言います。ただし、通常の理解力や判断力がなければ失認とは言えません。例えば、「アントン失認

高齢化が進み、公的介護保険の要介護認定者数は右肩上がりに増え続けています。そんな中、民間の保険会社が取り扱う介護保険に多彩な商品が登場してきているのをご存知でしょうか？国の政策でもある「介護離職者ゼロ」を

人は、「自分が認知症である」ということを自ら知り得るものなのでしょうか？答えはYesでありNoでもあります。Aさん (80代の現役医師・女性) の場合は前者の方であり、自覚されていたようです。勤務先とは別

年末年始や夏休み…久しぶりに実家に帰省して、親の老いを感じる人も多いのではないでしょうか。故郷に暮らす老いた親が、いよいよ動けなくなったとき、あなたはどうしますか？都会を離れ、田舎で一緒に同居

皆さんは、何か “ひとりごと” を繰り返しつぶやいている人が周りにいたら、どう思いますか？以前の私は、独り言や奇声を発している人を見たら、何とも言えない恐怖心が湧いてきて、なるべく

ダブルケアとは、子育てと親の介護が同時期に発生する状態のことをいいます。子育てをする親として毎日精一杯な中、親の介護も娘としては放っておけない問題です。少子化と高齢化の同時進行が続き、女性の晩婚化で出産年