蓮舫議員に学ぶ「働き方改革」: 30〜40代、会社での素敵な振る舞い方とは

 

どんなに仕事ができる人でも、管理職を目前につまずくことが少なくありません。それは全て、社内政治に起因しています。

 

「一生懸命働いているのに、なぜか評価してもらえない」

「自分の意見や企画がなかなか通らない」

「仕事で意見が対立し、気まずくなることが多い」

 

思い当たる人は、今からでも遅くはありません!「社内政治力を磨くべし」です!

人の名前と顔を覚えるのが苦手は人はもってのほか!世間話も面倒がらず、積極的に行っていきましょう!

 

蓮舫さんいわく…

上述した「世間話」のくだりとは矛盾するようにも感じますが、蓮舫さんは「35歳を過ぎたら愛想笑いはやめましょう!」と言っています。

「男女平等とはよく言われますが、政治の世界にはまだまだ大きな壁があります。女性は“花”であれという雰囲気があり、いわゆる“お酌文化”というものも根強く残っているように思います。」

 

「けれど、男性に対してへりくだらなければやりたいことを実現できないのかというと、そうではない。私はお酌もしないし、どちらかといえば昔から注いでもらうキャラ(笑)。そんな態度や振る舞いに対してお怒りになる方もいるかもしれませんが、いかに個人のエッジを立たせられるかが政治には必要。」

「もちろん、お酌をして、そこでいろいろなことを吸収するのもひとつの手。要はキャラを確立して、それを貫き通すことが大切なんです。」

 

 

要は、(蓮舫さんのように) 自分の考えを強く主張することが得意な方はそうすればいいし、苦手な方は無理をする必要はないということです。自分らしく、自分に正直に活動していってください。

ただし、愛想笑いが通用するのは30代前半まで。そこから先も (自分らしく) 働き続けたいのであれば、愛想笑いで逃げないで、自分というものをしっかり出していかないといけません。

そうすると、笑わないと『怒っているの?』と心配され、ちょっと笑うと『何かあったの!?』と周りから言われるようになります。そこまでいったら成功です!

 

 

30代は1ランク上の人と付き合おう!

年齢が上がるに連れ、周囲からの期待と己の立ち振る舞いは自ずと変わっていくものです。そこで、「30代の振る舞い方」として正しいのはどのようなものなのでしょうか?

振り返ってみると、30代って一番キラキラ輝いていた時代だったように思います。20代の頃はまだ実力がない。30代になると少しずつ経験や実績を積み、周囲も自分を認めてくれ、仕事も任されるようになります。特に30代半ばから後半は体力・知力・気力のバランスが取れて、一番充実している時期だと思うんです。

 

 

その分、壁にぶつかったり悩むことも多くなりますが、むしろこの時期は思いっ切りジタバタした方がいいとも言えるでしょう。正面からぶつかって、悩んで迷うことが大事なのです。もし変に逃げようとしたりうまく手を抜こうとしたら、その時点で成長がストップしてしまいます。

悩み、苦しみ、失敗したことは、自分の貴重な財産として蓄積されます。逃げずに頑張った人にだけ、楽しい40代が待っているんです。まずは「退路を断つ」が基本。その上で、少しぐらい「背伸び」することも大事です。

 

ビジネス誌や専門書も背伸びして読み、尊敬に値する人物たちと背伸びして会い、少しずつ自分に負荷をかけていくのです。そうすることで、自然と背が伸びていきます。それができるのも30代だからこそなのです。

 

 

 

ジタバタを思い切り楽しもう!

30代になると、結婚をして家庭を持つ人も増えてきます。確かに、激務な仕事と家庭の両立は本当に大変なことなのですが・・・仕事70%家庭70%くらいの気持ちで、ちょっと無理をして頑張ってみましょう!

手抜き…といえば聞こえは悪いのですが、そこから知恵・工夫が生み出されてくることもまた真なりです。「何が何でもやる」と思うか、「まぁいいか」と自分を甘やかすかは自分次第。優先順位を決めて、やるべきときはガムシャラになるしかありません。

 

 

なにもブラックな働き方が良いとは言いません。それでも、ワークライフバランスは最終的に一生の中でうまく取れればいいと思います。人生は長いものですし、いずれ嫌でも動けなくなります (笑)。なので、30代は一生懸命突っ走李、ジタバタを楽しむくらいでいいのではないでしょうか。

少し大げさな言い方をすれば、「30代の生き方次第で人生が決まる」と言ってもいいでしょう。この時期に逃げずに頑張った人と、小賢しくショートカットしたを人とでは、後で必ず差が出てきます。悩み、苦しみ、いろんな挫折を味わっておくことが、将来間違いなく生きてきます。

 

 

 

30代の振る舞い方!

 

①  思いっきりジタバタする!

②  堂々と自己アピールする!

③  背伸びして1ランク上の人と付き合う!

 

以上の3つを肝に銘じて、40代・50代に備えていってください。「社内政治力」と聞くと重たく腹黒いイメージがあるかもしれませんが、会社組織ほど面白いものはありません。

是非、「会社のことをよく知り、敵をつくらず、味方を増やし、自分の居場所を確立して」最終的におのれの考えやアイデアをどんどん実現していってください。長く、面白く働き続けたい方には必須なスキルだと思いますよ!

 

具体的は、以下の4つを心がけてみてください。

 

①  組織の表と裏を知る

②  味方を増やす

③  異性を敵に回さない

④  一目置かれる存在になる

 

 

 

おわりに

いろいろと述べてきましたが、結局のところ、自分は自分で助けるしかないのです。だからこそ、ときに過去の成功を捨て去る勇気も必要ですし、新たにやり直すことも恥ではありません。

発展性のある転職も十分にできます。何歳になっても、30代にしてきたことが支えになるのです。

 

「身だしなみを整えて信頼感を高める」とか「チャーミングな笑顔で積極的にまわりに話しかける」といったことなども、30代に習得してこそ実を結びます。中高年になってからでは正直しんどいです。

こうした、非言語と言語の両方のコミュニケーションが、すべて社内政治につながっていきます。チャンスにつながっていくのです。つまり、何も考えず目の前にある仕事だけに没頭していてはダメなのです。

 

職場や仕事をする相手のことをよく観察し、それに合わせて自分の振る舞いを調整する能力を磨いていくべきなのです。これをすんなりできるようになると、「会社組織ほど面白いものはない」と思えるはずです。

今後の自分のキャリアをより華やかでワクワクするものに変えるため、今のうちに少しだけ背伸びをして頑張ってみませんか。