「幸福」になるために絶対必要な思考法

「貧乏」「不健康」「仕事での失敗」「失恋」など、人を幸せから遠ざけてしまう要因は多々あります。あらためて考えてみると、「金銭的安定」や「健康」「仕事での成功」「誰かに愛されていること」などが幸福のベースにあることは間違いありません。

「成長」を追求しよう

上述した通り「幸せ」の要因は様々ですが、まずはじめに心しておいてもらいたいことがあります。それは、不運を避けるには他人の評価を気にしないこと…というです。自分自身に集中し、自己を磨くことのみを追求すること。そうすることで邪念は払われ、自ずと自己成長が促されるのです。外野の声など気にせずに「成長」することができれば、幸福度が高まるだけでなく「人生の成功」を収めることもできるのです。

他人との比較が不要になったとき、人は直感的に楽しいことや得意なことに引き寄せられるようになります。それに集中することで「幸せ」へと進むことができるのです。龍安寺 (京都) にある有名な石の手水鉢には「吾唯知足」という4つの文字が刻まれています。これは禅の言葉で、「必要なものはもうすべて足りている(All you need, you already have)」といったような意味です。なんと素晴らしい人生のとらえ方でしょうか。

悩みやストレスで不調をきたしている皆さん!一度小休止して、自分の生活を見直してみてください。基本的な衣食住などはすべて足りているのではないでしょうか。さらに、よくよく考えてみると「人」にも恵まれているのかもしれません。そう考え直してみると、概ね快適ではないでしょうか。だって、必要なものはすべてあるのですから。「もっと○○がほしい」などと欲が出るから「幸福」を感じられないのです。でも実際のところ、最低限基本的なものは既に揃っているわけですから、あとは「自己成長」のみに集中すればよいわけです。

「感謝」しよう

必要なものはすべて足りている…としたら、「幸福感」を感じられない原因は私たちの心の持ち様にあると思いませんか?というわけで、今日を機にあなた自身の考え方を変化させてみましょう。既に持っているものに気づき、感謝し、それが当たり前だと思わないようすべきなのです。とにかく、身の回りのいろんなことに感謝しましょう。不平・不満・愚痴などもってのほかです。そして、つい当たり前だと思ってしまう何でもない瞬間を大切にしましょう。

「他人」に目を向ける

外野の声をいちいち気にする必要はありませんが、自身の「幸せ」を認め「感謝」の気持ちをより深く抱き始めたあなたは次に他人に目を向けるべきです。他人のために何をしてあげられるかをよーく考えてみましょう。世の中には飢えや暴力、不安症や鬱病に苦しんでいる人たちがたくさんいます。もちろん、こうした方々の苦しみをすべて1人で解決することはできませんが、何かできることもあるはずです。誰かのために役立っている…それを自覚するだけでも幸せを感じられるはずです。

まとめ

最後に、何かを買う前に「これは本当に今必要なものなのか」と自問してみるのもいいでしょう。何か行動を起こす前に「これは他人を助けることにつながるのか」と自問しましょう。他人と接するときは「相手に敬意と感謝を示せているかどうか」なども自問してみましょう。

おそらく、あなた自身には最低限「必要なもの」はもうすべて足りているはずなのです。あとは、過剰な欲で「不満」を抱くのではなく、世の中に還元する気持ちが大事なのです。あなたも周囲も幸せであるために…