【多死社会】多様化する「手元供養」の実態

 

先祖代々のお墓を守っていく意識が薄れる中、大切な人を亡くした喪失感を埋めるため、遺骨や遺灰をそばに置いて供養する人が増えてきています。

 

☆  遺骨を真珠に!

核となる玉の素材は遺骨ですが、一般の養殖真珠と同じ過程で作られた「遺骨真珠」をあなたはどう思いますか?

 

☆ 「手元供養」がブーム!

故人の遺骨や遺灰をそばに置いて供養することは古くから行われてきました。それが「手元供養」として広く知られるようになったのは2000年頃。今では、癒やしの一つの形として定着しつつあります。

 

核家族が当たり前になり、先祖供養に対する考えが薄れる中、故人をそばに置いて自分の気持ちに寄り添う「手元供養」を選ぶ人が増えてきています。

「遺影より故人が身近に感じられます」

 

さらには、「故人をフィギュアにしたい」という思いから「遺影」ならぬ「遺人形」も。このフィギュアの中には遺灰が埋め込まれています。

いずれは、故人の音声が組み込まれ、会話ができるようになっているかもしれませんね。

 

 

 

 

多様化する「手元供養」

そして、海外に本社のあるA社は、遺骨から人工ダイヤモンドを作りアクセサリーに加工する「遺骨ダイヤモンド」なるサービスを提供しています。

他にも、検索すればもっともっと多種多様な「供養」の仕方があります。。。

 

ここまで弔い方が多様化している背景には、遺骨の保管方法に対する考え方の変化があります。現代社会の、特に都市部においては、「遺骨は墓地に納めるもの」という常識そのものが変わりつつあるのです。

 

「実際、遠方の墓に墓参りしに行くのは大変なんです」

「かといって、都心に墓を持つとなるとそれなりの値段がしますし…」

 

そんなわけで、自宅の床の間に置く「墓」を購入するような人もいるのです。これは上部が祭壇、下部が納骨庫という構造になっています。

今の時代、「墓」というものに対するこだわりが強い人は稀で、むしろ骨をそばに置きたいと考える人が増えてきているのです。

 

 

 

 

時代は変わったのです

コンセプトは「手元に置けるお墓」

 

上述してきた多種多様な供養のサービスの根本にはこの考え方があります。家の中やペンダントといったモノにして遺骨を身近に置いておくことは、法的には何の問題もありませんし、宗教にも関係ありません。

誰もが、手軽に簡単に「手元」で供養したいと感じ始めているのです。

 

つまりは、「亡くなった方の供養のあり方にタブーがなくなってきた」のです。

これからの多死社会、無縁墓になるよりは「散骨」や「手元供養」の方がいいのかもしれませんね。

 

 

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