インターネットを通じて「引越し一括見積サイト」を利用すれば、業者 (複数社) にまとめて見積もりを予約することができます。簡単に費用や相場が把握できる上、料金が安くなるケースも。
ただし、「使い勝手」や「登録業者数」「特典」などはサイトによって異なります。
そして、「一括見積もりサイト」利用者の不安は主に、
・『入力に時間がかかり面倒くさい』
・『しつこい営業電話がかかってくる』
の2つですが、これらの不安を解消する方法と、(実際に使ってみた結果) どこが一番使いやすかったのかを紹介したいと思います。
1. 大手業者だけに絞り込まず、中小もチェック (比較) すること!(価格交渉時に役立ちます)
2. 後で (不必要な) 複数業者からの連絡に翻弄されないようにすること! (連絡はできればメールで)
3. 「価格相場」を知り、うまく「交渉」し、「パパッと」決めるよう心がけること!
以上を念頭において、以下を読み進めていってください。
通常は一社毎に「引越しの条件」を伝えていくのですが、見積もりサイトを利用することで「同じ内容」で「複数業者」に伝えることができてしまいます。つまりは「時間短縮」ができてしまうんですね!
特に、「遠距離」「海外」「オフィス」といった特殊なケースでは、対応できる会社が限られますので、一括で依頼できるのはとてもありがたいことです。

その後、
「本命の会社」「2番手の会社」「安そうな会社」と3社くらいに絞って比較・検討すると交渉しやすいです。
そして、もう一つのメリットとしては「見積額の目安をメールで送ってもらえる」こと。
こうして、
「安い見積もりメール」を保存しておけば、本命業者が訪問見積もりに来た際、有利に交渉出来る…かもしれません。
一番気になるのは「料金」ではないでしょうか。まずはじめに、(基本的には) 中小業者の方が大手よりも安くなると考えておきましょう (大手の料金には宣伝費、きめ細かいサービス費、様々な人件費が反映されています)。
対して中小業者は電話対応、営業、作業員をすべて同じ人物で行うことが多く、宣伝もほとんどしていません。そういったことから中小業者の方が安い値段を提供出来るんです。
ただし、遠距離の引越しや難易度の高い引越しでは大手の方が安くなる場合もあります。

7位. 「比較.com 引越比較」
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ここのサイトは超シンプルで、入力画面は1ページだけ。ただ、もう少し表示される業者が多くてもいいのになーと思えてしまうほど、「大手」しか表示されませんでした。
『どうせ大手業者にしか依頼するつもりはないよ』という方には、簡単に複数業者にまとめて依頼が出来るので便利なのではないでしょうか。
6位. 「引越し価格ガイド」
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提携している引っ越し業者数が割と多く、比較結果によっては引越し料金が50%安くなる可能性があります。アート引越センターやアリさんマークの引越社など大手の引越し業者はもちろんですが、クロネコヤマトとも提携しているのが最大の特徴です。
クロネコヤマトは、特に単身者にお得なプランを多数用意しています。他の一括見積りサイトと多いな違いはないのですが、「クロネコヤマトの見積もりが知りたい!」という方は要チェックです。
5位. 「ズバット引越し比較」
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登録業者数は引越し見積もりサイトの中でトップクラス。見積もり情報「入力画面」はシンプルで使いやすいです。ズバットのような (業者を選択しない) 一括見積もりのメリットは一気にたくさんの業者が見つかることですが、デメリットとして斉に電話がかかってくることです。
メールも大量にくる可能性が高いので、メインのアカウントは使わずにYahoo!メールやGmailで適当なアカウントを作った方が安心です。
備考入力欄に「電話は受け付けない」と記載しておいた方がよさそうですね。

4位. 「引越し侍」
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「引越し侍」の最大の特徴は、料金だけでなく引越し業者ごとのサービス内容などもわかるようになっていること。これにより、見積もりを比較しやすくなっています。
また、引越しに関する基本情報をまとめたページがわかりやすく、引越し初心者の方にはおすすめです。
そのほか、引越し侍の特徴として、まず最初の画面に「ネットで料金比較」(左)と「一括見積もりスタート」(右)の2つボタンが表示されていることが挙げられます。
- 「ネットで料金比較」(左)・・・見積もりを出す会社を自分で選ぶ
- 「一括見積もりスタート」(右)・・・対応できる会社に一括で見積もりを出す
ここでは左右の違いがイマイチわからなくても大丈夫。入力して進めていくと、途中で違いがわかると思います。
基本的には左の「ネットで料金比較」からクチコミやオプションを比較・検討して会社を選択する方が良いです。なぜなら、一括だと送信した瞬間から大量の営業電話に悩まされる可能性が大だから。
ただし、
こんな時は「一括」を使った方が早いです。
つまり、引越し侍はオプションサービスやクチコミ、予想相場料金を自分で細かく調べて確認し見積もりを出したい方にはオススメです。
3位. 「引越し達人」
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入力項目がとにかくシンプル!「見積もりの時に細かく打合せするから入力は簡易で結構」という方に最適です。30秒程度の簡単入力で終了です。
2位. 「SUUMO引越し」
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SUUMO引越しは、依頼する業者を自分で選択できることと、電話番号入力が任意な点が特徴的です。これで、煩わしい電話営業を受ける心配がなくなります。急ぎではない方にとって、電話営業の心配がないというのは大きなメリットですね。
もちろん、「メールではなく電話ですぐに連絡が欲しい!」という方は電話番号を記入しておきましょう。

1位. 「LIFULL引越し」(旧 HOME’S引越し)
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一番使いやすかったのはここ!ここの良いところは「入力画面がシンプルでわかりやすい」点にあります。どのサイトにも「引越しの荷物」を入力する項目が必ずあるのですが、ここでは簡易入力できるようになっています。
そして、依頼する業者を自分で選択できる点も特徴的。さらにもう一つ注目すべき点は、表示される業社のバランスが良いところ。大手業社と中小業社がバランスよく選択できます。
また、登録業者数が他の一括見積りサイトと比較して少ない分、特別なサービスを受けられることになっています。例えば、「LIFULL引越し」から見積もりをとって訪問見積もりまでつながったら「お米やミネラルウォーターをプレゼント」「梱包に使うダンボールをプレゼント」といった具合です (特典は会社ごとに違ってきます)。
「引越し価格ガイド」や「ズバッと引越し」などで一括見積もりをしつつ、LIFULLで「特典狙い」で申し込む、という事もできます。
いかがでしたか?
2018年の時点では以上のようなランキング結果となりましたが、今後、より高機能なサイトが出てくれば、ランキングも変わってくることでしょう。
というわけで、事前に引越し業者を絞り込めている方であれば「LIFULL引越し」か「’SUUMO引越し」が良いかもしれませんし、そうでない方は他のサイトを試してみてくださいね。
最後に、これは私個人の印象ですが、大手営業マンほど図々しく、中小業者の方が融通が効く場合が多いような気がします。まあ、結局はどんな人が担当になるのかという運によるんですけどねー。