眼圧を下げる運動 & トレーニング
眼圧を下げる方法の一つに運動があります。体を動かす運動は、眼圧を下げる方法として効果的かつ有効なのです。
そこで今回は、(上がってしまった眼圧を下げて) 目の病気を予防すべく、適度な運動を紹介しておきます。
「運動で眼圧が下がる」との研究結果
これまでは、緑内障の治療はあくまでも薬と手術が主体で、運動や食事で進行を阻止するといった発想はあまり持たれていませんでした。
ところが近年、運動の回数と時間が多いほど「眼圧が低い」ことがわかったのです。
「有酸素運動を続けて眼圧が下がった」
「運動をやめたらまた元の高い眼圧に戻ってしまった」
眼圧は運動の強化に比例するとも言われています。年齢や疾患などの問題もあるでしょうが、可能な限り激しめの運動を取り入れて、緑内障の進行にストップをかけましょう。
ウォーキング ☆
全身を動かすウォーキングは、血行を促進させ眼圧を改善してくれます!
運動で眼圧を下げるためには、毎日続けることが大事です。運動してすぐに眼圧が下がる…というわけではありません。毎日体を動かすことで、体の内側から眼圧を下げることができるのです。
通勤や通学、ショッピングなど、日常生活の様々なシーンにおいて、可能な限り歩くようにしましょう。エレベーターやエスカレーターは一切使わず、階段を使うとなお良しです!
目のトレーニング ☆
目のトレーニングは、眼圧を下げる…というよりも眼圧を上げないことを目的としています。
目のトレーニングによって、目と目の周辺の筋肉などを鍛えることで老化のスピードを遅らせることができます。これに伴い、眼圧の上昇を抑える効果が期待できるのです。
① 寄り目トレーニング
(目の筋肉を収縮させる効果)
寄り目を2秒 → 少し休んで →寄り目を2秒
これを10回ほど繰り返しましょう。時間はそれほどかかりません。ちなみにこの寄り目トレーニングは「目の毛様体筋と呼ばれる筋肉を鍛える効果」があります。
いつでもどこでも行える割に効果覿面なのでオススメです!
② 眼球回し
(収縮した筋肉をほぐす効果)
時計回りに眼球を1回転 → 少し休んで →反対方向にも1回転
これを10回行います。眼球を回転させるスピードはゆっくりでも大丈夫です。逆に、速すぎると目が疲れてしまうのでゆっくりやった方がいいでしょう。
※ ①と②はそれぞれ効果が違うので、必ず両方とも行うようにしましょう
どちらか1つだけでは効果が薄いですよ!必ず両方やるようにして下さいね!
要は、毎日続けることが肝心なのです。
ランニング ☆
ウォーキングに慣れてきたらランニングも取り入れてみましょう。ウォーキングよりも体への負担は大きくなりますが、血行促進の効果はより高くなります。
つまり、ウォーキングよりもさらに効果的に眼圧を下げることが期待できるのです。
まとめ
とはいえ、ゆっくり歩くだけでも効果的!あまり無理しすぎる必要はありません。何より、楽しみながら継続させていくことが大事なのです。
◉ 楽しみながら散歩する!
◉ 1日1万歩以上を目標に!
◉ 歩く時間は小分けでもOK!
運動の目的は「目の血流を良くすること」です。
食生活やマッサージ (ツボ) などと併せて、総合的に健康的な目を維持して行きましょう!