最新の「脳疲労」解消法!どんなに休んでも疲れの取れないあなたへ
「どれだけ休んでも疲れが取れない」
「週末あんなにダラダラ休んだのに、月曜の朝からダルい」
そんな人は、身体ではなく脳が疲労している可能性があります。もちろん、たっぷり睡眠をとったり、リゾート地でゆったり過ごしたり、温泉にのんびり浸かったり…、と身体を休めることも大切です。
しかし、それだけでは回復しない疲労があります。それが「脳の疲れ」なのです。身体とは別に、脳には脳の休め方があるのです。
根本的に、脳疲労と肉体疲労は違いますから、どれだけ身体を休めても脳の疲労は回復しないのです。そして、それが積もり積もって慢性化するとパフォーマンスが低下し、ひいては心の病へと発展していってしまうのです。
そこでここでは、最新の脳疲労回復法を簡単に紹介してみたいと思います。参考までに、是非最後まで読んでみてくださいね。
例えば、日本においては今なおあらゆる脳の治療法として薬物を用いますが、他の先進国では近年薬物が避けられる傾向にあります。
それはなぜかと申しますと、脳を「1つの臓器」と捉え、先端脳科学の成果をもとにTMS磁気治療などの技術革新が進んできているからなのです。
副作用のある薬に頼らなくても、心の不調を改善できるめどが立ってきた、ということなのです。
カウンセリングの分野でもそうです。日本とは異なり、瞑想などを含んだ第3世代認知行動療法といった最新トレンドが生まれています。瞑想と言っても、ただのリラクゼーションとは根本的に違います。この領域にも脳科学が入り込み、より科学的に取り入れられているわけです。
おそらく今後、近い将来日本でも、TMS磁気治療が普及してくるのではないでしょうか。
・・・とここまでは近未来的な脳の疲労回復法を簡単に紹介しましたが、ここからは、「なぜたっぷり寝ても脳の疲れが取れないのか」の原理を少しだけ考えてみたいと思います。
「脳だって、何も考えずにボーッとしていれば休まるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、残念ながら、どれだけ無為な時間を過ごしても、それだけでは頭は休まりません。
むしろ、どんどんエネルギーを消耗し続ける可能性すらあるのです。よく言われていることですが、脳は体重の2%程度の大きさしかないにも関わらず、身体が消費する全エネルギーの20%を使う「大食漢」なのです。
つまり、ただボーッとしていても、脳はどんどん疲れていくだけなのです。ある特別な手段を用いないと、あなたに真の休息は訪れない、というわけなんですね。
では、「脳疲労」を癒やすにはどうすればいいのでしょうか?
《マインドフルネス》
マインドフルネスとは、「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」です。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズがこのマインドフルネスの実践者だったことはあまりに有名な話ですよね。また、グーグルのような巨大企業でもSIY (Search Inside Yourself)というマインドフルネス研修を取り入れています。
その理由は簡単です。彼らは、「脳の休息」の大切さをよくわかっていて、同時に、マインドフルネスこそが「最高の休息法」だと知っているからです。
いかがでしたでしょうか?
みなさんは「休息」と聞いて、「ただゆっくり休めばいいと思っていませんでしたでしょうか?しかし、おそらく実体験でも感じておられる通り、いくらたっぷり睡眠をとったからといって、脳の疲れは一向に回復されないのです。
これからは、「脳科学×瞑想」に基づいた「休息法」が取られるべき手段なのです。
マインドフルネスを実践し継続させていけば、いまある疲れを取り除けるだけでなく、疲労を蓄積しづらい状態をつくることだってできるのです。こうやって、あなた自身の脳を変え高度な集中力を手に入れることこそが、「最高の休息法」であり「最高のパフォーマンス」を生み出す源となり得るのです。
是非、そのようなことを頭の片隅に置きながら、「脳の休息」についてじっくり考えていってもらえたらなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。