「血管」を強くする食べ物!生活習慣で「健康長寿ライフ」を!

 

血管は人間にとってとても大事です。血管が弱いと大きな病気を発症してしまう原因にもなります。血管を強くすると言うことは、血流改善にも繋がります。

そこで今回は、血管を強くする食べ物生活習慣について紹介しておきましょう。

 

…とその前に、

がんとともに、長らく日本人の三大死因として恐れられてきたのが心疾患脳卒中です。つまり、私たちは身体にくまなく張り巡らされた血管の疾病によって寿命を左右されているとも言えるでしょう。

 

「人は血管とともに老いる」のです。

 

生物として、人間の寿命は120歳とされているわけですが、実際にその年齢まで生きながらえることのできる人は稀ですよね。でも、言い換えると、血管を若々しいままに保つことさえできれば、理論上は120歳も夢ではないのです。

ただ、残念ながら私たちは、日夜、知らず知らずのうちに血管にダメージを与え続けています。その代償として有名なのが、「サイレントキラー」…いわゆる高血圧症です。

(日本国内の患者数は、予備軍を含めれば5500万人と推計されています)

 
 

人間の血管は生まれた直後が最も柔軟で、成長するにつれどんどん硬く狭まっていきます。やがて、動脈硬化へと進行していくわけです。

その動脈硬化が引き起こす症状として、脳卒中・脳梗塞・脳出血・くも膜下出血や、心筋梗塞・狭心症などが挙げられます。

(他にも、血管が弱いと腎臓病を引き起こす可能性があります)

 

これらの危険因子の多くは共通していて、「喫煙」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」が挙げられます。最も血管が詰まりやすいのは心臓で、次に、続いて腎臓など。

ひとたび老化した血管は元に戻りませんが、因子を1つずつ是正していくことでその進行を遅らせ、血管の弾力を回復させることは可能です。

 

では、(日常生活において) どうすれば、血管のコンディションを改善させることができるのでしょうか?

 

 

 

 

血管が弱い場合に現れる自覚症状とは

 

(1)打ち身の青あざ

血管が弱いと簡単に血管が破れ内出血してしまいます

(2)鼻血

血管が弱いと鼻血が出やすくなります

 

 

 

 

では、血管が強いと…

 

 

(1)健康でいられます♡

脳卒中や心臓病などを発症するリスクが大きく減ります

(2)肌がピチピチ♡

肌に栄養が行き渡るので、ハリとツヤのある肌になります

 

 

 

「血管」を強くする食べ物 ☆

 

まず、高血圧や高血糖を防ぐには、減塩が大事になってきます。そして、玄米・もち麦・押し麦などは消化しにくく噛むのに手間が掛かるので、高血糖対策には効果的とされています。

 

残念ながら…
『美味しいものは脂肪と糖でできています』

 

それらを摂り過ぎないように、工夫と知恵と手間が必要なのです。ご理解いただけますでしょうか?つまり、血管に良い食事を一言でいえば『メタボ予防』ということになります。

 

・魚

・野菜

 

 

これらを工夫して、飽きないように美味しく食べ続けていきましょう!

 

 

 

 

「血管」を強くする5つの栄養素☆

 
 

(1)DHA

血液の流れを良くし、コレステロール値を下げてくれます。また、高脂血症の改善にも役立ちます。

 

(2)EPA

血液の流れを良くし、血栓ができるのを防ぎます。心筋梗塞・脳卒中を防いでくれます。

 


(3)
α-リノレン酸

HDLを増やし、動脈硬化を予防してくれます。血管・細胞を柔軟に保ち、DHAやEPAの合成を助けてもくれます。

 

(4)ビタミンA

コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を防ぎます。また、血管の粘膜を丈夫にします。新陳代謝も活発にします。

 

(5)ビタミンE

LOLの酸化を防ぎ、動脈硬化を防ぎます。血中の活性酸素を消去し、DHAやEPAを酸化から守ります。

 
 

 

というわけで…

 

 

 

 

青魚の缶詰がオススメです☆

 
血管を若く保つのに役立つEPAとDHAを効果的に摂取するには、EPAとDHAが酸化していない鮮魚を食べるのが一番です。調理をすると成分が油として溶け出すので、それを逃がさない調理法も大切になってきます。

キノコや昆布など、旨みのある食材と一緒に少量の塩や酒を振り、ラップして電子レンジで蒸し…ポン酢をかけて食べると、塩分も少なくさっぱりして美味しいですよ♡

(サバやイワシなど、青魚の缶詰もオススメです)

 

 

魚は調理に時間がかかり、日持ちしないのがネックとなります。せっかくのお魚も、酸化してしまえば栄養素が無意味になってしまいます。その点、缶詰は最強の食材です!

密封され、水分の殆どは魚の煮汁です。サバの水煮缶やサンマのかば焼き缶などを鍋に入れ、豆腐屋各種野菜 (ニラ・小松菜・チンゲン菜など) と一緒に煮てお味噌や卵などを加えれば、立派な健康料理に早変わりです☆

 

 

 

 

血管を強くする飲み物 ☆

 

(1)コーヒー

コーヒーに含まれるフラボノイドが血管の老化を予防してくれます。1日2,3杯が適量でしょう。

(2)緑茶

緑茶に含まれるカテキンが血液にうまく働きかけてくれます。

(3)

1日2リットル飲むことを心がけましょう!

 

 

 

 

血管を強くする魚 3選 ☆

 

(1)サンマ

DHAやEPAを多く含んでおり、刺し身か塩焼きで食べるのがオススメです♡

(2)ブリ

DHAやEPAを多く含んでおり、照焼やブリ大根にして食べるのがオススメです♡

(3)イワシ

DHAやEPAを多く含んでいます。おすすめの食べ方は蒲焼です♡

 

 

 

 

血管を強くする海藻類 3選 ☆

 

 

(1)ワカメ

血液をサラサラにし、浄化する作用があります。ワカメには動脈硬化を防ぐビタミンAが含まれているんですよ!

(2)ひじき

血管を安定させるように働き、血管の掃除をしてくれます。また、血圧を上げる原因となるナトリウムなどを便とともに排出してくれます。

(3)あおさのり

血管の老化を防ぐビタミンCとビタミンEが含まれています。

 

 

 

 

血管を強くする野菜  ☆

 

 

(1)にんじん

人参に含まれるβカロチンには、血液をサラサラにする効果があります。また、血管のコレステロール値も下げてくれます。

 

(2)トマト

老化を防ぐビタミンCが多く含まれています。

 

(3)キャベツ

老化を防ぐビタミンCが多く含まれています。

 

(4)ネギ

ネギの辛味成分が、血液が固まるのを防ぎサラサラにしてくれます。

 

 

 

 
 

血管を強くするその他の食べ物  ☆

 
 

(1)納豆

納豆にはナットウキナーゼという成分が入っており、血液中にできた血のかたまりを溶かしてくれます。

(2)

体内の老廃物を排出し、血管を綺麗にしてくれます。

(3)きのこ

きのこに含まれているβ-グルカンが悪玉コレステロールを下げてくれます。

 

 

 

 
 

食べ物以外にできることは?

 

ズバリ! ツボがあります!!

 

 
 

(1)血海

 

 

「血流が良くなる」と言われているツボです。膝の皿から指2本分上の内側で、大腿骨のすぐ脇です。太ももを手で掴んだ状態にし、ツボを押し込みます。円を描くように押しましょう。数秒押したら1秒離し、というのを5分ほど続けてみてください。

 

 

(2)湧泉

 

 

「下半身の血の巡りを良く」してくれます。湧泉は、土踏まずの上部の真ん中です。親指の腹を使って5秒押し込んだ後に1秒離します。これを5分行います。

 

 

(3)百会

 

 

「血行を促進する」ことができます。左右の耳の延長線と鼻からの延長線が頭頂部で交わる所にあります。ツボのある位置の周囲を約15秒中指で叩きます。その後、気持ち良いと思う場所を約5回押し込みます。

 

 

 

 
 

血管を弱くしてしまう食習慣とは?

 

(1)

肉は血管を弱くしてしまうので過剰摂取は控えましょう。

(2)洋菓子

飽和脂肪酸の多い乳脂肪が含まれています。

(3)乳製品

乳製品には飽和脂肪酸が多く、血管を詰まらせる原因となってしまいます (カルシウムを摂りたい場合は乳製品ではなく魚から摂るようにしましょう)。

 

(4)

油を使った食べ物は血管をつまらせる原因になります。油物の量を減らすことはもちろんですが、使う油をこだわることも重要です。

(5)アルコール

アルコールについては様々な考え方や見解がありますが、基本的には血圧を上げてしまう飲み物です。適量を守り、過剰摂取は控えましょう。

※上記で挙げた食品はあくまでも「摂りすぎ」注意です。少量は、体に必要な栄養素にもなります。

 

 

 

 

血管を強くする生活習慣 ☆

 

 

(1)歩く

歩くことで血管は強くなります。早めに歩くことでより効果が現れます。

(2)ふくらはぎを動かす

体全体の血流が良くなります。立ったまま、かかとを上げ下げすることで、ふくらはぎの運動になります。

 

 

 

 


最終更新日:2017/12/03