ネガティブなあなたがポジティブに変わる方法
ポジティブ思考の素晴らしいパワーについては、すでに皆さんご存知の通りです。
「前向きなこと」「楽しいこと」を考えるとストレスは軽減され、うつ症状は和らぎ、心疾患のリスクはぐんと低下するのです。また、集中力や生産性が増し、長生きできるようになります。
以上、ポジティブ思考にメリットがあるのは明らかです。
しかし、自分の脳の働きや性格、 長年の癖でネガティブに考えてしまうことを、どうしたらポジティブに考えられるようになるのでしょうか?
そこで今回は、
私が取り組んできたやり方や、その中から学んだことを紹介したいと思います。
まずはじめに、「自分はポジティブ思考になるんだ!」という強い覚悟が必要です!
これがないと、いずれ失敗してしまいます。逆に、強い覚悟さえあれば (ある程度は) 成功します。
「最後までや りきる!」と覚悟を決めることが一番重要なことなのです。
※ この覚悟を持てる方のみ以下を読み進めていってください
さあ、「覚悟」はできましたか?
それでは続きをみてまいりましょう。
あれやこれやと繰り返し考え込むことは悲観主義の源です。
オフの時間をしっかりと設け、「仕事が終わったら何も考えない!」「寝る前は絶対に考え事をしない!」「早朝は何も考えない!」「休日は趣味に没頭する!」と決めてしまいましょう!
この習慣を徹底させておけば、ネガティブ思考は浮かんできにくくなります。徹底的にネガティブ思考をシカトしてあげましょう。
楽しいことに没頭し、夢中になれ!
例えば、満員電車に乗っていて「きついなー。蒸し暑いなー。疲れるなー。」などと考えてしまうとしましょう。
これらの感情を全てポジティブに変換してしまうのです。
「運動不足が解消されてラッキーだなー♡」
「ダイエットになるし、この後のビールが美味くなるぞっ」
「生きてるって幸せだなー♡」と。
はじめの1か月は無理やり考えるしかありません。しかし、このゲームが習慣化され定着してくると、あら不思議!いつの間にかポジティブ思考が自然体としてあなたの中に!
世の中の事象は全て、「陰と陽」「正と負」「ポジティブとネガティブ」の表裏一体で成り立っています。
(上司に怒られた)
⇨ × 「ちくしょー、腹立つなぁ」
○ 「成長のチャンスだ」
(せっかくのデートの日に雨)
⇨ × 「あーあー、せっかくの楽しいピクニックが…」
○ 「ラッキー!相合傘できるじゃんっ!」
このように、今まではネガティブに考えていた出来事を、ポジティブに捉え直すことを何度も何度も繰り返していると、あら不思議!
自然とポジティブな側面で物事を見ることができるようになってきます。このようなポジティブな思考こそが、今、あなたが最も必要としているものなのではないでしょうか。
例えば、先に挙げた「雨」という事象一つを考えてみても、狭い視野で見てしまうと「デートが台無しだ」といった不満で終わってしまいます。
しかし、もっと視野を広げてマクロの視点で見るようにすると考え方も違ってきます。「これでお米や野菜が豊作になるぞー」「嬉しいなー」と。
つまり、ネガティブ思考というのは、状況の個々の要因にフォーカスしがちなのです。そうではなく、もっと広い視野で見てみましょう。
風邪で寝込んでしまった時も、「疲れが溜まっていたからなー。休みを与えてくれてありがとう」
回復した後は「やっぱり健康って大事だなー」「元気な体、ありがとう」
って考えられたら素敵ですよね ☆
その上で、腹の立つことにはきちんと怒り、悔しいことには悔しがり、泣きたい時には泣くことも、当たり前のことですが大事なことなのです。
この辺りの加減がちょっと難しいかもしれませんね。
多くの人にとっては、自分が一番大事な存在です。
この考えを少し改めてみましょう。世のため人のため、見返りを求めず尽くし切ることを目標に、まずは一日一善から始めてみませんか。
目標はマザー・テレサでもガンジーでも、誰でもいいんです。誰か一人、思い浮かべてみてください。
そもそも、「自我」や「欲」といった雑念 (煩悩) があるからこそ、不満・ストレスが生まれるのです。聖人の境地を目指し利他の心を持つことができれば、全ての物事はポジティブにしか考えられなくなってしまいます。
(結論)
起こることは同じです。
あなたの心がそれをどう判断するかで
幸せか不幸せかが決定されます。
あなたは末期ガンになりました。
この時
「死にたくない」「苦しい」「痛い」といった負の感情で頭の中を埋め尽くしてしまうのか、
それとも
「優しくしてくれてありがとう」「たくさんの楽しい思い出をありがとう」「今日も空気がおいしいなー」と感謝の気持ちを抱けるのか、
「幸せ」は、あなた自身が決めることなのです ☆