人間関係のストレスを打破し健康長寿に生きるコツ

 

人生、楽しいこともあれば辛く悲しいこともあります。そのバランスが取れていればいいのですが、「怒」「哀」の感情が多かったりすると、自分を見失いがちになってしまいます。

人間関係、負の感情、人生の不安…

 

「もう、悩まなくていいんだよ」

「今の絶望は未来では絶対に変わっているよ」

 

 

心が楽になる珠玉の言葉

◉  「人とうまく付き合えないんです…」

「誰だって不完全なもの。他人に『完全』を求めないで」

 


◉   「嫌な言葉を投げかけられてしんどい…」

「感情的に接してくる相手には『平常心』で」

 


◉   「苦手な相手、悪い人にはどう接すれば…」

「『無関心』ではなく、あえて放っておこう」

 

 

   「相手の言動にイライラしてしまう」

「良い部分を意識してみてあげよう」

 


 「すぐに落ち込んでしまう」

「自分の感情に振り回されるのをやめよう」

 


 

このように、心をラクにする言葉で今を乗り越えるための勇気を持ちましょう!

 

 

 

苦しい時こそ希望を持とう!

仕事や人間関係のストレスから、うつ病をはじめとする精神疾患にひどく苦しんでいる人たちがいます。

数年前にうつ病の治療を終えて退院したYさんもその1人。経過観察のため、Yさんが外来を受診したときのこと。「長いうつ病の時期を自分は通り抜けることができたんだ!」と嬉しそうに語っていました。

 

 

心の病気は、他人にはその苦しみが伝わりにくいものです。その闇の中にいる時、人は「この辛いうつ病が治るのであれば何だってする!声を失ったっていい」とすら思い詰めてしまうものです。

しかし、冷静かつ客観的に考えてみると、苦しい時期は永遠に続くわけではないのです。それが過ぎると、楽しい時期がやってきます。それが人生の法則なのです。

だからこそ、皆さんには苦しいときこそ希望を持っていただきたいと思います。

 

 

 

誰かと話すだけで心は安らぐ

ある老人ホームにて。

70代男性のMさんは「現実とは異なるおしゃべり」をしています。施設の職員が認知症を疑っていました。その「おしゃべり」とは、、、

 

「毎晩きれいな女性の幽霊が現れるんだ。親切な幽霊で、訪れるたびに私の布団をかけ直してくれるんだよ。ありがたいねぇ。」という内容。

これを聞いて私は「Mさんはきっと毎晩寂しい思いをしているんだろうなぁ」と感じました。深夜に何度も目が覚め、寂しさを一人で抱えきれなくなっているのでしょう。

 

Mさんは孤独なんです。

これを踏まえて皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、「人は1日1回は誰かと話しなくてはならない」ということ。それだけで冷え切った心を温めることができるんです。

誰かと話すことは積極的に生きることに繋がりますし、なにより、言葉を交わし合うことは人間にしかできない喜びなのです。

 

 

 

まとめ

どんなことにも適度な塩梅、つまり「匙加減」というものが存在します。匙加減は、人によって大きく異なります。それらをひとつずつ見極めて把握していくことが「生きる」という営みなのです。

しかしながら、「心の匙加減」ほど難しいものはありません。心は百人百様。100歳の精神科医でさえ、「心の匙加減」を見出せないと言います。

 

つまり、良くも悪くも迷っていることこそが人生なのです。ストレス社会と称され様々な問題に悩まされている現代人がなにより一番悩んでいるのは「自分自身との付き合い方」なのかもしれませんね。

人生とは、自分の「匙加減」を見つける旅…と心得、過剰なストレスを減らし、健康長寿に生きていこうではありませんか。