「人の目が気になる」「コミュニケーションが苦手」な方への適切なアドバイス

 

職場の人や友達から「どう思われているか気になって仕方がない」と悩んでいませんか?また、「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」と思って上手く会話ができない人もいるでしょう。

しかしながらあるコツを知ることで、「人の評価を気にしない」「憂鬱な気分が楽になる」「人と仲良くなれる」「上辺だけではない人間関係が築ける」ようになるかもしれません。

 

「人の評価を気にしない」コツ

人の評価を気にしている人は (自分に自信がなく)、こんなことを言ったら「嫌われるかも」「引かれるかも」といつもビクビクしていることと思います。気にしすぎて、上手く人とコミュニケーションが取れないと悩んでいる方もいることでしょう。

「人と接するのが怖い」…と対人恐怖症に陥っている方だっています。でも、、、そんなことばかり考えていたらかなり疲れますよね。何より人生が楽しくない!

そもそも、他人はあなたにそれほど関心を持ってはいません! 自分のことで精一杯!それに (極論を言えば) 、「どう思われたってそんなのどうでもいい」じゃないですかっ!

 

 

アドラー心理学「課題の分離」

「人の目を気にしない」ようにするために、心理学者アドラーの「課題の分離」の考え方を利用してみてはいかがでしょうか。これは、自分の課題と他者の課題を区別するという考え方です。

人の評価が気になる人は、この区別がきちんと出来ていないことが多いんです。他者の課題までも、自分の課題と考えてしまっているんです!そもそも、相手があなたを好きか嫌いかは相手の課題!

 

あなたがいくら、

  • 相手は自分のことをどう思っているんだろう?
  • こんなことを言ったら嫌かな?

と悩んだところで、あなたにはどうすることもできない問題なんです。

 

つまり、自分でコントロールできる「自分の問題」と (コントロールできない)「相手の問題」を区別することがとても大事なのです。余計な悩みは持たない方がいいんです。

 

 

人生はシンプルに!

人の評価を (必要以上に) 気にする人は、悩む必要のないことに振り回されてしまいます。そうではなく、人生はもっとシンプルに、人と接する時は気楽であるべきなのです。

なので、前項で述べたように「自分の問題」と「相手の問題」をしっかりと分けることで、悩みを半分以下に減らすべきなのです。そうすることで「頭はスッキリ」「心身ともに軽く」なります。

 

 

自分の「弱さ」「欠点」は人との距離を縮める武器

「コミュニケーションが苦手」でなかなか人と仲良くなることができない人は、思い切って自分の「弱さ」「欠点」を晒し出してみませんか。(恥ずかしいと思っている)「素の部分」を人に見せれば、「馬鹿だと思われる」「変な人だと思われる」「嫌われるに違いない」と思っていませんか?

実は、そんな自分の「弱さ」や「欠点」は人との距離を縮める立派なツールになるんです!確かに、最初はとても勇気がいることだと思いますが、間違いなく武器になります。

 

人は、「弱さ」や「欠点」を持っている人に対して心を開きやすいものなんです。「親近感」ってやつですね。もちろん、赤の他人に自分の「弱さ」「欠点」を全部見せる必要はないんです。少しだけ見せてみましょう。

そうすることで、自然と近寄りやすい人になっていきます。そんな雰囲気を出していれば、声をかけてくれる人も増えますし、仲良くなるチャンスもたくさん作り出せます。それこそが「人の魅力」「人間らしさ」というものです。

 

 

自意識過剰はほどほどに

コミュニケーションが苦手な人は、

 

  • 嫌われたらどうしよう
  • 自分のことをどう思っているんだろう
  • こんなことを言って相手を傷つけないだろうか
  • 自分と話していても、つまらないんじゃないだろうか

 

などと、必要以上に余計なことばかり考えてしまいます。自意識過剰な状態とも言えるでしょう。自分に意識が向きすぎていて、自分と会話していることが多いんです。

このように、自分との会話に夢中になりすぎて相手の話をきちんと聞いていないということになれば、相手は「居心地が悪く」「不快な気持ち」になってしまいます。

 

そうではなく、相手に意識を向けることで相手はあなたと話していることを楽しいと感じてくれるようになります。では、どうやって相手に意識を向けていったらいいのでしょうか?

 

 

おわりに
  • 相手の話を興味を持って聞く
  • どんな人なのか知ろうとする
  • 会話を楽しむようにする

 


これらを意識的に実行していくことで、自然と相手に意識が向き、繋がっている感覚を味わえるようになってきます。「人の目」が全く気にならなくなり、ただただその時間が楽しいという感覚になります。心底楽しめるようになるんです!

 

  • 自分の問題
  • 相手の問題

 

きっちり分けましょうね!そうすることで、気が楽になりますよ!