「出世できない人」が持つべき思考法 ②
あなたはなぜ自分が出世できないのか、理解しているでしょうか?サラリーマンなど、組織に属して働く人にとって、出世の持つ意味はけっして小さくはありません。
最近は「別に出世しなくたって構わないよ」と考える人たちも増えてきていますが、それでも、本音の部分では「できれば出世したい」と思っている方も多いはずです。
そこで今回は、前回の「『出世できない人』が持つべき思考法 ① 」に引き続き、「出世できない人」が持つべき思考法について一緒に考えていきたいと思います。
啓蒙書などに書いてあるような当たり障りのない真面目なことは書いていませんので、がっかりせず、最後まで読んでみてくださいね。
それではさっそく始めましょう!
「自分が発した言葉は、必ず本人の耳に入るもの」
そう思って、常に良い言葉を選んで話をするよう心がけましょう。仮にあなたがAさんのことをBさんに「Aさんはとてもいい仕事をしてくれるので助かってます」と話したとしましょう。するとBさんは、CさんやDさんなどにこの話をします。
最終的にはAさんの耳にも届くでしょうし、上司の耳にだって届くかもしれません。
すると、人を褒めたあなた自身の評価までもが上がっていくわけです。でも、道理ではわかっていても、これを実行するのって結構難しいですよねー。頑張りましょう!
「陰口」は、欠点を言うのではなく感謝を示すもの
「見えないところに気がきく人」「人の嫌がることを率先してやれる人」は、人の心を惹きつけてやみません。
例えば、きたな〜く汚れた会社のトイレを、誰が好んで掃除するでしょうか?通常は清掃員が掃除をしてくれるため、そこで働くあなたは一切、トイレ掃除をする必要はありません。
でも、あなたはやるのです。出世したいのであれば ☆
「トイレに不審物はないか」「タバコを吸っている人はいないか」「気分が悪くなって倒れている人はいないか」といった保安業務とともに、みんなに快適に使ってもらうため、感謝の心を忘れないため、心を清めるために、トイレの清掃を自分の意思で淡々と綺麗に磨き上げていくのです。
出世したいのであれば ☆
もちろん、トイレットペーパーは「三角」に折るんですよ。
ただこれも、「誰かに言われたから義務でやる」のではなく、「次に使う人が気持ち良く利用できますように!」という真心が籠っていないとやっても全く意味がありません。悪しからず…
仕事では、ミスして落ち込んでいる人ほど励まさないといけないのに、ほとんどの人はその逆をやってしまいます。「バカヤロー!何やってんだ〜!」と。
そうではなく、
人が落ち込んでいたり反省しているときにこそ、説教や叱責で相手を追い詰めるのではなく、優しく励ましてあげることが大事なのです。
でも、人によってはそれで伸びなくなってしまう人もいますのでご注意を!
ここまでお読みいただけたら、おそらくもう「出世なんてどうでもいいよ」という気になったのではないでしょうか?
「出世」よりももっと大事なものがありますもんね。
人生における幸せは「人間関係の充実」に他なりません。そのために、多くの人がやっていないちょっとした気遣いを、1日1回からでいいので今日からでも始めて欲しいのです。
他人がやっていない良いことをやる!
きっと、あなたの人生は大きく大きく変わりますよ ☆
ほら、少しはやる気が出てきたでしょ?
考えなさい。
調査し、探究し、問いかけ、
熟考するのです。
- ウォルト・ディズニー -