パン(小麦粉)は健康被害をもたらす不健康食品なの?

 

近年、私たちの生活に欠かすことのできないパンが「脳を蝕む原因になっている」と話題になっています。健康やダイエットに関心の高い方にとって「グルテンフリー」というキーワードは頭から離れないことでしょう。

「頭が重い」「肩が凝る」「疲れがとれない」「集中力がない」「メタボになってきた」「糖尿病かも」「肌が荒れる」「不眠に悩まされている」「生理不順が…」「最近ちょっと物忘れが…」「下痢気味なの」・・・

 

こうした不調の原因は、もしかしたら「パン」の仕業かもしれません。どうやら、パンを作る小麦の成分「グルテン」が体に大きな負担となっている可能性があるようなのです。

以上のような身体の不調を訴えても、医者から「異常はないですねー。ストレスが原因かもしれません」などと言われ、対処法もなく諦めてしまっていませんか?もしかしたら、不調の原因は「毎日のパン」にあるかもしれませんよ。

 

小麦に含まれる「グルテン」が原因かも

ある時、成績不振で悩んでいたノバク・ジョコビッチ選手 (セルビア出身の男子テニスプレーヤー) は簡単な検査で自身が「グルテンに過敏な体質である」ことを知り、小麦食品を絶ってみたそうです。するとどうでしょう。みるみる体調が良くなり、パフォーマンスもアップしたそうです。

近年、小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が、脳や腸に炎症を起こすことがわかってきています。通常、小腸の粘膜を覆っている細胞は1つ1つが規則正しく並んでいるのですが、グルテン・アレルギーがあると「この細胞の結びつきが崩れ、腸管に穴が開いたりする」のだそうです。脳にダメージを与えることもあるようです。

 

ケーキ、ラーメン、パスタ、うどん、クッキー、菓子パン……。こうした食べ物を好んで食べている人は、知らず知らずのうちに「グルテン」を大量摂取してしまっているのです。そんな「グルテン」は、腸の粘膜を傷つけ、リーキーガット症候群と呼ばれる症状を生み出すと言われています。

 リーキーガット症候群になると腸壁の粘膜に細かな損傷が生まれるため、腸が十分に働けず、消化 & 吸収の作業がうまくいかなくなってしまいます。ちなみに、現在のジョコビッチ選手は小麦食品を除去し、良質なタンパク質や脂質を十分に摂る食生活に変えたため、快進撃を続いています。

 

 

原因不明の不調の原因は…

もしかしたら「グルテン」が原因かもしれません。しかしながら現状は、その症状とパンの有害性を結びつける診断は難しいことが多いのです。アメリカの研究では、この「グルテン」に耐性のない人 (グルテンを摂取すると体調不良になる人) が20人に1人もいるとされています (一種のアレルギーです)。

しかしながら、そのほとんどの人たちが何かしらの不調を抱えながらも原因がわからず、悶々として暮らしているのです。

 

人によっては「少量で発症しなかったり」「遅れて症状が出たりする」ため、正しく診断されない場合があるのです。こうしたこともあって、何が原因で症状が起こっているのか、本人も医師もわかりにくいという事態が生じます。

そこで試しに、小麦を一切食べない生活を1〜2週間ほど続けてみてください。その結果であなたが「グルテン不耐症」かどうかがわかるかもしれません。

 

 

パンの有害性について

グルテンにアレルギー反応を示さない人たちにとっても、市販のパンは健康によくはありません。なぜなら、そこら辺でよく売られている有名メーカーのパンは「日持ちするように作られている」からです。

それはつまり、防腐剤が含まれていることを意味します。加えて、味付けのために塩分や砂糖が想像以上に入っており、添加物がたっぷり入っているものも少なくありません。また、一般的に売られているパンには「イーストフード」が用いられており、これにはがんとの関わりを懸念する声もあります。

 

日本は、85%もの小麦を輸入に頼っており、その多くがアメリカ産です。ちなみにこのアメリカ産の小麦は遺伝子転換されたもので、天然の小麦ではありません。

この本物ではない小麦によって「肥満」「高血圧」「糖尿病」「心臓疾患」が生み出されているとも言われており、事実、こうした疾患持ちの人たちに「小麦抜き」の食生活を実践してもらったところ、体調がよくなったという報告もあるくらいです。

いつも朝食をパン & シリアルで済ませている人は、和食に変えてみてください。それだけでも随分と健康になるはずですよ。

 

 

どうしてもパンを食べたい方は…

「素材にこだわっているパンを購入して食べる」か「手作りする」以外にありません。

ちなみに、グルテンフリーの食材は日本ではまだあまり流通していませんが、ネットショップで入手することもできます。「小麦粉」で作ったパンではなく、「米粉」で作ったパンを食べてみてください。

ただ、小麦粉も扱っているパン屋の場合、米粉だけで焼いたパンであっても小麦が混入してしまうケースがあります。この点ご注意を。

 

 

おわりに

私の場合は、「米粉パン」をインターネットで購入して食べています。食物アレルギー対応の専用工場で作られている米粉のパンです。小麦粉よりも少々高価ですが、グルテンを一切含まないため、安心して食べられます。

「こうしなければならない」という決まりはありません。ご自身が楽しく続けていける方法をどうぞ見つけていってくださいね。

 

 

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