「健康長寿」のために知っておくべき「お薬」の話

 

より一層の「健康長寿」社会の実現に向けて、医薬品産業界は新薬の開発を推し進めています。そこには、単に「病気の治癒に貢献するモノ」としてだけでなく、「総合的に健康を持続させるモノ」としての役割が期待されています。

 

「不老長寿」は可能なの?

「不老不死」とは永久に若く死なないこと。「不老長寿」とはいつまでも年をとらず長生きすることを意味します。現実問題としてそんなことは絶対にあり得ないのですが、もしかしたら遠い将来、「不老長寿」が実現するかもしれません。

なぜなら、アメリカの科学者たちが「ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群」(早老症) の研究から「老化を止める方法」を発見したからです。彼らは、この難病を患う子供たちのテロメア (染色体の末端部) というDNA構造に目をつけたのです。

 

このテロメアは、人間の染色体を老化から守る役割を担っており、人間は歳をとると徐々にテロメアが短くなることがわかっています。つまり、意図的にこのテロメアを伸ばすことで、個別の細胞が老いることはないはず…のようなのです。

残念ながらこの研究はまだ「細胞レベル」の話であり、「人体にある全ての細胞に適用される技術ではない」とのことですが、将来的にはこの研究が、人間の老化を遅延させることに繋がるのかもしれません。

 

 

「健康長寿」のための生活習慣

「健康」のために大事なのは、「運動」「食事」「ノンストレス」そして「病気にならないこと」です。そこでいくつか、日常生活の中で考えられる究極の「二択」について正解を教えておきましょう ↓

 


① 運動不足の解消法は「夜のウォーキング」が良い?

健康のために運動をするのであれば、朝よりも「夜」にウォーキングをしましょう。朝は血圧が上昇し、夜間の脱水も加わり、血液が凝固しやすいのであまりよくありません。むしろ、心臓病による突然死のリスクが高まります。

 


② 飲み水は…

「水道水」でも「ミネラルウォーター」でもどちらでも構いません。日本の水道水は諸外国に比べて質が高いため、無理にミネラルウオーターにこだわる必要はないんです。むしろ、ペットボトルのお茶などはちょっと口をつけて放っておけば劣化するので、それを考えれば汲みたての水道水がいいとも言えます。

 


③ マッサージに関して

「足の裏にはたくさんのツボがある」と思っていませんか?実は、本場の中国では医学的に認められていることではないんです。特に、痛〜い足裏ツボ押しマッサージは要注意とのこと。

それよりも、気持ちいい程度に「第2の心臓」ふくらはぎを軽くマッサージする方が断然効果的!もちろん、これだけで長生きできるわけではありません。実は、歩くだけで自然にマッサージできるわけなので、まずはよく歩きましょう!

 


④ 睡眠は何時間がベスト?

「最適な睡眠時間」には個人差があり一概には言えませんが、たとえ3時間でも、その日の疲れがスッキリ取れて翌朝元気なら適切な睡眠時間と言えます。要はぐっすり寝られればそれでいいのです。

 

 

早死にするのは「痩せすぎ?」「太り過ぎ?」

健康診断は、基本的には定期健診で十分です (安い人間ドックは定期健診と内容的にほとんど一緒です)。とはいえ、人間ドックが必要な場合もあります。

大腸ガンや脳梗塞の家系であれば、追加で「ガン」や「脳」検査を人間ドックで補っておけば安心ですね。40歳、50歳などの節目に人間ドックを受けて、あとは悪いところを重点的に診てもらえばいいでしょう。

 

そんな検査の結果、「あなたは少し痩せすぎです」「太り過ぎです」などと言われてしまうかもしれませんね。ここで一つ疑問が。早死にするのは「痩せすぎ」か「太り過ぎ」か?究極の2択です。

正解は…どちらもダメなのですが、一番悪いのは太りすぎで、次が痩せすぎです。一番良いのは、ちょい太りです。

 

 

「健康長寿」のために知っておくべき「お薬」の話

まずはじめに、「西洋薬は効果が強い劇薬で、漢方は自然のものだから安心」という考えは間違いです。漢方薬にも (ちゃんと) 副作用はあります。この点をきちんと押さえた上で、「先発医薬品とジェネリック、どちらを選ぶ?」という話をしておきましょう。

そもそも先発薬 (オリジナル) とジェネリック薬の違いは、「コーティング剤」と「添加物」の違いにあります。この点は、どちらが良いのか悪いのか、はたまたどちらでも構わないのかは個別に違ってきますので、どうしても気になる方は可能な限り調べてみましょう。

 

含有する有効成分の質・量は全く同じなので、違いは「コーティング剤」と「添加物」だけです。もしもジェネリックを服用して違和感があると感じるのであれば、先発薬に戻してみてください (逆に、ジェネリックの方が合ってる場合だってあるでしょう)。

お薬の相性 (「効果」と「副作用」の出方) は人によっても異なりますので一概に述べることはできません。「ちょっと自分には合ってないな」と感じたら、遠慮なく主治医に相談してみましょう。

 

 

おわりに

手術を受ける際、あなたなら「大学病院」と「中堅病院」のどちらを選びますか?これはちょっと難しい選択ですね。手術の難易度にもよりますが、一般的には「大学病院で経験の浅い医師に任される」よりも「中堅病院で腕のある医師にしてもらった」方がいいと考えられます。

要は、「病院」よりも「医師個人」が大事ということです。失敗しないためにも「評判」などをよく吟味し、確かな医師に手術してもらうようにしましょう。迷ったら、「技術的に脂の乗っている40歳前後の医師」という判断基準も一考に値します。

以上のことをしっかりと頭に叩き込んで、今日から「健康長寿」のためのライフスタイルをきちんと実践していきましょう!(20年後の「不老長寿」にちょっぴり期待を抱きながら…)

 

 

関連記事: