お風呂の頑固な汚れ & カビには重曹を使いましょう!

 

お風呂場は、なぜこんなにも汚れ & カビが溜まりやすいのでしょうか?それは、、、バスタブ以外はあまり洗わないからなんです天井などはあまり気にせず、その結果汚れが溜まってしまっているようです。

特に洗い場は、カビ・外からのホコリ・水垢・石鹸カス・皮脂汚れなどあらゆる汚れが集まりやすい割に、洗う頻度があまりにも少ないため汚れが溜まりやすいんです!

 

というわけで今回は、「こびり付いた汚れ」「通常の洗剤では擦っても取れない汚れ」をなんとか落とすべく、重曹を使った掃除についてまとめてみました。

これできっと、簡単に黒カビを取ることができますよ ☆

 

 

重曹スプレーの作り方

 

市販の重曹スプレーを買ってきてそのまま使ってもいいのですが、ここではパウダー状の重曹をすでにお持ちの方のために、「重曹スプレーの作り方」を記しておきますね!

 

【作り方】

1.  重曹 (小さじ1杯) をスプレーボトルに入れる

2.  ぬるま湯を100ml入れる

3.  キャップを閉めてよく振ったら完成!

 

 重曹は65度以上の熱湯に溶かすと炭酸ナトリウムが発生しアルカリ度が上昇してしまいます。必ずぬるま湯を使用しましょう。

 

 

 

 

重曹スプレーの使い方

重曹スプレーを正しく使えば、お風呂の頑固なカビをきれいに取り除くことができます (ちなみに重曹は弱アルカリ性の性質を持っているため、油汚れを落とすのにも役立ちます)。

 

1.  まずはじめに、通常通りお風呂用の洗剤を使ってお風呂掃除をします

2.  お風呂内を十分に乾燥させます

3.  乾燥したら、お風呂中のカビ部分に重曹スプレーを吹きかけます

4.  ブラシやスポンジを使って軽く擦ります

5.  水で洗い流し、水拭きを行なって終了!

 

※  強く擦りすぎると傷部分に汚れが溜まりやすくなるので注意しましょう

 乾いた後に白さが残っていたら、よく水拭きしましょう

 

 

 

 

重曹 & クエン酸で洗浄効果アップ!

重曹にクエン酸を混ぜると、炭酸ガス (無害) が発生し洗浄効果がアップします!最初に重曹ペーストをカビ部分に塗って、上からクエン酸水をスプレーする方法が効果的でオススメです。

クエン酸水は200mlの水に小さじ1杯のクエン酸を混ぜ、スプレーボトルに入れるだけで完成。重曹は、少しずつ水を加えてペースト状になるよう混ぜ合わせます。

 

 

カビに重曹ペーストを塗った後、クエン酸水を吹きかけ、ラップでパックをして1時間ほど放置してから歯ブラシなどで優しくこすってカビを落とします。

 

 

【蓋 (ふた) の掃除】

お風呂掃除で案外見落とされがちなのが「蓋は汚れ」!蓋にはお風呂に張った水からの湿気によるカビの発生や、身体を洗った時に飛び散る水滴や石けんなどの汚れがたくさん付着しています!

普通に洗剤を使って洗う方法もありますが、より手軽に蓋を掃除できるのが重曹を使った方法です。

 

①   浴槽に入浴後の残り湯を用意

②  そこに重曹を1カップ(200ml)ほど入れます

③   重曹が溶けたらそこに蓋をつけ置きします

④   一晩浸け置き

⑤   取り出して軽くシャワーで洗い流します

⑥  タオルで拭いて完了

 

 汚れが強い場合は、さらに漂白剤も混ぜておきましょう

 

 

 

 

重曹を使っても汚れ & カビが落ちない場合は…

重曹スプレーは、弱アルカリ性でその度数も弱いので、頑固なカビには効果が薄い…かもしれません。

そんな時には以下の方法も試してみましょう ↓

 

1.  ティッシュやキッチンペーパーをカビの上に置く

2.  その上から重曹スプレーを吹きかける

3.  さらにその上にラップをしてしばらく放置

4.  十分に時間をおいたらラップ & ペーパーを取り除き、スポンジで軽く擦る

 

 

ここで肝心なことは、重曹スプレーを少しでも長い時間カビ部分にとどめておくこと。

ただし、パッキンなどの部材を痛めることもありますので、最初は15~20分程度で様子をみましょう。

 

 

 

 

カビ予防のための4ヶ条

すっきりとカビを落としたら、以後はず〜っとこのきれいな状態を保ち続けていたいですよね。

そこで、「カビを生えにくくする予防策」を伝授しておきましょう!

 

 

①  入浴後にシャワーをかけるべし!

カビを繁殖させないためには「奴らが好む環境を作らないこと」が肝心です。お風呂に付着した石けん & シャンプー & 汚れなどは奴らの栄養源になってしまうため、まずはこれらを残さず洗い流す習慣を身につけましょう。

できればカビが死滅する50℃以上のお湯をかけたいところですが、水でも大丈夫 (奴らが好む温度は20~30℃)。10℃前後の冷水でお風呂全体を洗い流すのも有効です。

 

 


②  水気を拭き取るべし!

お風呂内の水分をできるだけ少なくしておくことも、カビ予防には欠かせません。シャワーでお風呂全体を洗い流した後なのでちょっと大変ですが、入浴時以外は水分が残らないように、タオルや雑巾などを使用して余分な水気を拭きとっておきましょう。

 

 


③  換気 & 乾燥すべし!

窓のあるお風呂は入浴後に必ず窓を開け、空気の入れ替え・お風呂の乾燥を行いましょう。ユニットバスなど窓のないお風呂の場合は、換気扇を回しっぱなしにしておきましょう。

もともとユニットバスの取扱説明書では、カビ予防のために換気扇を長時間(6~8時間ほど)回すことが推奨されています。かかる電気代は1日10円として1ヶ月で約300円。カビ予防のためと思えば安いものですね。

 

 


④  天井も忘れず掃除すべし!

天井は一見きれいに見えても、実はそこかしこにカビの原因菌が潜んでいます。そして、そこからばらまかれるカビの胞子がお風呂全体を汚染してしまっている…かもしれないのです。

というわけで、クイックルワイパーやモップを使って簡単に掃除しちゃいましょう!(重曹スプレーを直接天井にかけると目に入る恐れがありますので、モップなどに染み込ませてから拭き掃除を行うようにしましょう)