【家の害虫対策】クモを避ける方法

 

基本的にクモは屋外に生息しているわけなのですが、たびたび人間の家にもやって来ます。ほとんどのクモは無害どころかハエやダニなどを餌として駆除してくれるハンターなので「益虫」であるはずなのに、気持ち悪いばかりに皆に忌み嫌われてしまっています。

「ぎゃーっ!」家ででっかい蜘蛛を発見!あなたならどうしますか?

 

大きくて気持ちの悪いアシダカグモ

クモは世界中に4,000種、日本だけでも1,500種いると言われています。皆さんがよく見かけるクモは、家の中をピョンピョン飛び回るハエトリグモ (体長1cm)や庭や軒先などにクモの巣を張るジョロウグモではないでしょうか。これらのクモであれば大丈夫!問題ありません。そうではなく、皆さんが特に嫌がるであろうクモはおそらく「アシダカグモ」です。

こいつは家によく出没する大柄のクモで、サイズが15cmにもなります。巣は作らず、餌となるハエなどの害虫を探して家中を徘徊しています。つまり、家の中に虫さえいなければ家に居座ることもないのですが。。。そんなアシダカグモは臆病な性格をしており、昼間はひっそりと隠れています (夜行性)。人間とアシダカグモが遭遇してしまった場合、人間もびっくりしますが、彼らも死ぬほど驚いているのです。

そんな彼らは「ゴキブリを食べてくれる」というメリットもあります。

 

 

不気味な存在のイエユウレイグモ

細くて長い足を持っており、見た目は骸骨のようなひょろい感じです。(残念ながら) 大きさはアシダカグモと同じくらいまで大きくなります。家の隙間や暗い所にひっそりと潜んでいるので、遭遇するととにかく怖いです。

 

 

ほとんどの蜘蛛は無害

実は、日本国内に生息している蜘蛛の多くが毒を持っています。とはいえ、それはごく微弱な毒性で、人間には害がありません。むしろ、ゴキブリを含めた人間の天敵たちを食べてくれるため、ありがたい存在とも言えるでしょう。

 

 

有害な蜘蛛は?

「カバキコマチグモ」という日本産の毒グモもいますが、近年では外来種の毒グモの生息域が広がってきて、徐々に問題視されるようになってきました。神奈川県で1995年に発見された「ハイイロゴケグモ」は、もともとブラジルや南アフリカにいた外来種の毒グモです。侵入経路は明らかになっていませんが、コンテナ等に紛れて運び込まれたのではないかと推察されています。

そして、何と言っても知名度が高い毒グモと言えば「セアカゴケグモ」です。繁殖力が強く、1匹で5,000個の卵を生む場合もあると言われています。本来は東南アジアやオーストラリアなどに生息しているのですが、1995年以降、日本でもよく見られるようになってきました。しかしながらこれらは屋外生息の蜘蛛たちです。基本的に、家の中にまで侵入してくることはないでしょう。

 

 

どうして家に入ってくるの?

クモは、玄関・窓・換気扇などから家に侵入してきます。特に暖かい時期などは窓を開ける機会も増えるため、入ってきやすいようです。そのうえ、エサとなるハエなどの害虫も同時期に活発的になるので、蜘蛛の徘徊が多くなるというわけです。

「新しい家だから」「マンションだから」蜘蛛は存在しないと考えるのはあまりにも浅はか。エサとなる害虫さえいれば、蜘蛛はどこからともなく侵入し、家に住み着いてしまうのです。

 

 

退治する方法

① 香りで退治

クモは柑橘系の匂いを嫌います。この習性を利用して、柑橘系の臭いがするスプレーやアロマオイルを使用するといいでしょう。


② 専用スプレーを使う

ホームセンターに行けば、クモ専用のスプレーを購入することができます。商品によっては、卵の駆除や特殊な蜘蛛にも効果があるようです。商品の注意書きをよく読んでご利用下さい。

 

 

寄せつけない空間作りを!

一部の毒グモを除いてほとんどの蜘蛛は「益虫」なのですが、やはり目にするのはあまり気持ちの良いものではありません。そこで、予防・対策の方法として「マメに掃除をすること」「アロマオイルを焚くこと」を強く勧めたいと思います。

一つ目は掃除!アリやダニなどはホコリや食べカスなどを好んで寄ってきます。こうした虫たちがいるところにクモもやって来ます。そう!こまめな掃除こそが一番の対策なのです。加えて、「レモングラス」「ペパーミント」「ラベンダー」「シダーウッド」「ニーム」「お茶っ葉」などの香りも有効です。希釈した酢も使えます。気になる箇所にスプレー散布するだけです。

併せて、侵入経路となる「換気扇」「排水口」などの穴や「玄関」「ドア」「窓」などの隙間を全て塞ぐことで奴らは侵入できなくなります。100円ショップなどで売られている「隙間テープ」や「ネット (網)」などをうまく活用し、全ての虫たちが家に侵入しないようにしましょうね。