正しいアンチエイジングケアと「2050年、人は老化しない」という話
エイジングケアとは、将来の自分のために行うスキンケアのことです。早めの対策が、未来の自分の肌を変えるのです。
まず、肌の老化を促進させる原因の一つは何と言っても乾燥です。乾燥は、肌のカサつきだけでなくシワやシミのもととなり、毛穴を目立たせる原因にもなってしまいます。
まさに、肌トラブルの元凶なのです。そのため、保湿を徹底することが重要なのです。まずはスキンケアの見直しから始めましょう。
《スキンケアの見直し》
① 脱脂作用の強すぎるオイルクレンジングなど、刺激の強いクレンジングは避けましょう
② 洗顔の際、熱いお湯を使うのはNGです
③ 洗顔後は化粧水をたっぷりと使用し、手のひらで優しく押し込むように美容液を浸透させ、その後、クリームやオイルでうるおいの蓋をするのがスキンケアの基本です
このように、正しいお手入れで潤いが保持されているお肌は、肌のバリア機能ができているためダメージに強く、ホコリや雑菌などの外的要因に影響されにくいのです。
「光老化」という言葉をご存知でしょうか?これは、光の影響で起こる老化現象のこと。紫外線を長年浴び続けることで、シワ・シミ・たるみなどを引き起こす現象を光老化と言います。
この光老化を防ぐためには直射日光を避け、冬でも日焼け止めを塗るなどの対策が不可欠です。屋内にいれば大丈夫と思いがちですが、UVはガラスを通り抜けるので、たとえ屋内にいたとしても紫外線対策は必要です。
糖化とは、身体の中のタンパク質が食事などによって摂取された糖と結びつき、劣化したタンパク質(AGEs)が生成され、体内に蓄積する現象のことです。この糖化が進んでしまうと肌の色が変化し、くすんだ感じになってしまいます。
しかし糖質は、頭や身体を動かす大切なエネルギーでもあります。そこで、糖の摂取をやめるのではなく、劣化したタンパク質AGEsが溜まらない身体をつくることが大事になってくるのです。
食生活を見直し、バランスの良い食事を心がけることで血糖値の上昇を抑えることができ、糖化予防にも繋がるということを覚えておきましょう。
次に酸化です。これは、体内に取り込まれた酸素が紫外線などの外的ストレスや精神的ストレスの影響によって活性酸素に変わり、身体を酸化させる現象のこと。
要は身体が「サビ」ついてしまうんです。このサビが正常な細胞を傷つけたり、脂質と結びつくことでシミやシワなどの老化現象を引き起こします。
酸化を防ぐためには、外部ストレス・内部ストレスから身体を守ること、そして、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取することです。
2050年、あなたは何歳でしょうか?
実は、次世代の未来を占う本の中に、20〜30年後のアンチエイジングについて以下のようなことが書かれていました。「人は、2050年頃には老化しなくなる」と。
そんなバラ色の未来が、たった20年か30年後にやってくるというのです。
この本によれば、2030年頃までには「老化」はもとより「不老」のメカニズムも解明され、現時点では思いもよらないような病気の治療法や老化の予防法など、全く新しい形の医療法が出現すると予測されています。
そして、2050年には、人類はもはや老化しなくなっているというのです。もしかしたら「不死」の可能性だってあるというのです。まさに夢のような、バラ色の未来ではありませんか?
昨今のテクノロジーの進化の速さを見ていると、あながち夢ではないような気にさせられますよね
2050年、70歳だとしたらどうですか?70歳ならもう、アンチエイジングは関係ないと思われますか? それは大きな間違いです。前述のような未来になっていたら、あなたの寿命は爆発的に伸びていることでしょう。
美肌を諦めてしまった状態であと数十年生きるだなんて、恐ろしく悲しいことです。そこで、私たちが今できることは、最大限、現時点でのお肌を美肌に維持することです。
膨大なビッグデータの解析から、新しい医療や予防医療が生まれ、ますます進化していくのは間違いなさそうです。
エイジングケアはいつの時代も先手必勝!早く始めた人ほど若さを保つことができます。数十年後に革新的アンチエイジング時代が待っていると信じて、「見た目」と「体」のエイジングケアに正しく向き合っていきましょう!