「輪廻転生」「退行催眠」「前世の記憶」の話

 

古代、中国では人は輪廻すると考えられていました。「肉体は死んでも魂は永遠に不滅である」というのです。あなたは、死後の世界は存在すると思いますか?

これは古代から解き明かされたことのない究極の謎です。「善人は天国へ行き、悪人は地獄へ行くの?」「人間は輪廻転生を繰り返すの?」

 

さて、

科学者たちがこうした「死後の世界」や「輪廻転生」の研究を始めたのは1970年代になってからのことです。そこで今回は、この分野の先駆けとなった科学者たちからの報告を紹介しておきたいと思います。

 

 

 

退行催眠で得た前世の記憶

アメリカの心理学者、ヘレン・ウォンバックさんは1960年代から「退行催眠」という手法で人々の前世に関する研究を始めました。ちなみに退行催眠とは、被験者に催眠術をかけ前世を思い出させる方法のこと。

これによりヘレンさんは、対象者の「前世の性別」「生存した年代」「当時の社会的地位」「経済階層」「民俗習慣」「建築様式」「服装」「使用貨幣」「靴の種類」「食器の形」「主食の種類」「料理の方法」などを聞き出していったのです。

 

 

そして、催眠によって呼び覚まされた被験者の記憶を記録し、古代の歴史や文化の研究資料と照合し、記憶と歴史的事実が一致するかどうかを検証したのです。

10年間で千人以上を調査した結果、研究対象者の前世の記憶は紀元前500年から紀元1500年まで様々な年代にわたっており、各時代の生活様式とほぼ一致していました。

 

 

 

子供たちの前世の記憶

アメリカ・ヴァージニア大学精神科の主任教授、イアン・スティーヴンソン博士は、1960年代から50年間にわたり、輪廻現象についての研究を行いました。主に4歳から10歳までの子どもとその保護者を対象とし、3千例以上を調査したのです。その研究成果は『前世を記憶する子供たち』などの本に綴られています。

まず、子どもたちの身体にある生まれつきの痣(母斑)は、現代医学の世界では特に何の意味も持ちませんが、スティーヴンソン博士の研究によって、「痣は前世で命を落とす原因となった部位と一致している」ことが分かったのです。

 

例えば、「自分は前生、近隣の住民に頭部を猟銃で打たれて亡くなった」と訴える男の子の右耳には生まれつき奇形があり、「まさにその部分が前世で打たれたところだ」と彼は話しているのです。

 

 

スティーヴンソン博士が調査した子どもたちは、「前世の名前」「死亡日」「居住村落」など、詳しい情報を覚えている症例が多く、中には当時の家族の名前や自分の愛称、及びその時の面白い出来事などまで覚えている子どももいました。それらの記憶はあまりにも詳細で、幼い子どもの持つ知識を遥かに超えていたといいます。

ちなみに、この調査を受けた子どもたちは催眠にはかかっておらず、覚醒した状態で自発的に自分の前世を述べたそうです。これにより、前世に関する記憶は年齢を重ねるにつれて徐々に薄くなり、思春期までにほぼ完全に消えてしまうことも判明しました。

 

 

 

特殊な趣味

人にはそれぞれ好き嫌いや趣味があり、中には自分の知識や生活とは全く関係のないものに強く惹かれ、熱中する人もいます。「これは輪廻と関係しているんだ!」と指摘する人もいます。

 

あなたの特殊な趣味や関心事…

もしかしたら前世と深い関係があるのかもしれませんよ

 

 

 

特殊な言語能力

催眠にかかると、特殊な言語能力が現れる人がいます。外国語を流暢に話せるようになったり、複数の言語を操れるようになったり…

 

 

例えば、1960年代のアメリカの俳優、ゴラン・フォードさんは催眠術を受け「自分は前世、フランスのルイ14世王朝の騎士だった」と話しました。フォードさんはフランス語を話せなかったのですが、催眠状態では流暢なフランス語で自分の前世を述べたのです。しかも、彼の言葉の中には3世紀前に消えたパリの方言もあったのです。

不思議ですねー

 

 

 

神童と輪廻の関係

常識では理解できないほど高い能力を持って生まれてくる子供たちがいます。例えば、オーストリアの作曲家モーツァルトは4歳ですでに簡単な音楽を創造し、青少年期には完璧な交響曲を創作できるようになっていました。

 

モーツァルトは自分の才能の秘密についてこのように語っています。

「自分は数回の輪廻の中でいつも音楽家だったんだ」

信じるか信じないかはあなた次第です

 

 

 

恐怖症と過去の記憶

ある特定の事・場所・ものに対して強い恐怖心を抱く人がいます。実際にそれらによって損害を被ったわけではありません。にも関わらず、それらに対してなぜか恐怖を感じてしまうのです。

 

 

このような人に催眠にかけ前世の記憶を呼び戻すと、恐怖の原因が過去世にあることがわかるそうです。例えば、池の水を異常に怖がる男性は前世、水に溺れて死んだ経験を持ち、馬を怖がる子どもは前世、馬に踏まれて死んだ経験を持っていたらしいのです。

 

 

 

特別な土地勘

生まれて初めて訪れた場所なのに、その土地のことを以前からよく知っているように感じてしまう。場合によっては、道路の名前や建物の構造までわかる人もいます。

行ったこともない場所なのに、いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか?科学ではまだ解明されていません。やはり前世の記憶なのではないでしょうか。

 

 

 

同性愛と性同一性障害

同性愛と性同一性障害の原因は未だ医学的にきちんと説明できていません。しかしながら、輪廻転生が存在すると考えれば、このような性障害の問題も簡単に理解できるでしょう。

 

前世に関する記憶は人それぞれです。多くの人たちにはまったく残っていませんし、統計学を基礎として造られた現代の実証科学の理論からは非常に納得しにくいことではあるのですが、私は「前世」と「後世」の世界はあるんじゃないのかなぁと思っています。

そう考える方が、夢が広がり可能性があるような気がしませんか?

 

原始の時代にも存在していた自分…

明治維新に深く関わっていたに違いない自分…

曽祖父だったかもしれない自分…

 

記憶を辿れば何かが見えてくるかもしれませんね

 

 

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