輪廻転生 (生まれ変わり) を暗示する兆候 (証拠) とは

 

私の祖母がまだ幼い頃、近所に生まれ変わりの証拠を持った子供が生まれ、大変な話題になったそうです。人が生まれ変わることなんて本当にあるのでしょうか?

輪廻転生・・・死んであの世に行った霊魂が、この世に何度も生まれ変わってくること

 

「忘却のスープ」

人は、今世が終わりあの世に行く時「三途の川」を渡ることになります。この時、今世の記憶を全て見せられることになるそうです。このため、あの世でも今世のことを覚えているんです。

その後、来世としてまたこの世に生を受けるときに、三途の川におばあさんがいて、そのおばあさんのところに行列ができるそうです。ここでスープを飲むことになっているのですが、このスープのおかげで今世の記憶が消え、この世に生を受けることになるのです。

忘却のスープ・・・今世の記憶を顕在意識から消すスープのこと
 

 

 

なぜ前世の記憶がある人とない人がいるの?

その答えは・・・

この「忘却のスープ」を飲まずに今世に降りてきてしまった人がいるからです。どうやら、記憶を消したくなくて、逃げて三途の川を渡る人もいるようです。
 

 

 

輪廻転生を暗示する兆候…

輪廻転生を客観的に証明することはできませんが、生まれ変わり現象を示唆する多くの事例は報告されています。

 

①  夢

自分が今とはまったく異なる人生を送っているという、ハッとするほど鮮やかでリアルな夢を見たことないでしょうか?もしあるのであれば、それは単なる夢ではなく、潜在意識のフラッシュバックなのかもしれません。

 


②  デジャヴ (既視感)

一度も訪れたことのないはずの場所、もしくは会ったことのない人を知っていると感じたり、懐かしく感じたりすること。この不思議で奇妙な経験は、多くの方が一度くらいは感じたことがあるでしょう。

科学的には脳の神経回路の誤作動や記憶の食い違い、錯覚によるもの…などとされていたりしますが、実際のところは未だ解明されておらず謎だらけ…そんなデジャヴは、前世の自分の思い出、あるいは体験なのかもしれません。

 

 

③  恐怖症

「高所恐怖症」「閉所恐怖症」「先端恐怖症」など、世の中には様々な種類の恐怖症が存在しています。このような、何かに対して極端なほどに拒絶・恐怖を感じてしまうのはいったいなぜなのでしょうか?

もしかするとこれは、前世で自分あるいは大切な人が亡くなった原因に由来するのかもしれません。

 


④  直感

直感は、理屈抜きに何かを強く感じるチカラ…

これはもしかすると前世の記憶が教えてくれていることなのかもしれません。
 

 

 

おわりに

シリアでは、「(前世では) 殺された」という少年が自分が殺された土地へ両親を連れて行き犯人を当てた…という不思議な出来事が起きています。

また、「(前世で) 射殺された男性がその記憶と弾痕を持って今世に生まれ変わってきた」という話や、「生まれた時から、全く触れたこともない外国語を流暢に話す人がいる」なんて話も。

 

人は成長するにつれ、こうした (前世の) 記憶を失っていくものなのですが、ときに失われないケースもあるようです。

私たちは人生の終わりを迎える時、意識 (霊魂) が体から離れた後、そこから何が起こるのかを全く知り得ません。一般的に言われている「三途の川」や「死後の世界」などは、ある意味想像の世界でしかないとも言えるでしょう。

 

しかしながら最新の科学研究では、「死んだ後、量子情報が宇宙に放出され、その一部が誰かの肉体に張り付くことで前世の記憶をもつ人間が生まれてくる」という仮説を唱える学者もいるようです。

こうした考えを受け入れるならば、死は絶対的なものではなく、「魂」は繰り返し生まれ変わっている…と言えなくもありません。現時点において、輪廻転生を100%解き明かすことはできていませんが、死の先を考えることは有益なこと。その上で、人生を精一杯生きていっていただければ幸いです。