生前供養した室町時代の仲良い夫婦の話

 

近年、室町時代の武家の夫婦が「生前供養」のために自らの姿を彫ったとされる石像が佐賀県唐津市の山中で見つかりました。生前供養のために夫婦の名前を石塔に刻むことはけっして珍しいことではないのですが、「夫婦像」は珍しいことです。

皆さんはこの話から、「数百年の時を超えた夫婦愛」を感じることができましたでしょうか?

 

当時は動乱の時代だったこともあって、夫婦が生前供養で死に備える風習があったのですが、このように写実的な人物を掘る例は非常に珍しく、当時の夫婦の絆を知る上で貴重な資料と言えるでしょう。頻繁に勢力の入れ替わる時代に、新たに家を築いた夫婦の意志の表れが「生前供養」だったのかもしれませんね。

果たして、「3組に1組が離婚する」とも言われている現代のカップルたちは「愛」というものをどう考えているのでしょうか?今一度、よ〜く考えてみないといけませんね。

 

ちなみに「愛」は人間の根源的感情であり普遍的なものでもあります。「真実の愛」を手に入れた時、人にはけっして変わらない3つの幸せが訪れるとも言います。付き合ったばかりの頃は「この人とずーっと一緒にいたい」って幸せいっぱいの気持ちになっていたことでしょう。けれどしばらくすると、相手に憎悪を抱いてしまうことだってあります。そう、恋愛には予測できないことが起こる不安がつきものなのです。

でも、そんな不安定な恋から抜け出したい時こそ「本当の愛」が何なのかを考えるチャンスなのかもしれません。

 

そして、「真実の愛」に出会えた時こそ、人は本当に幸せになれるのです。運命の相手と思えた人と一生を添い遂げることができればそれが一番なのですが、世の中必ずしもそううまくばかりはいきません。

仮に、たとえ何かの理由で別れることになったとしても、相手への敬意を忘れず、最後は「親友」となっていただければと心より願っております。だって、愛のない人生なんて虚しいだけなのですから。

 

 

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