初心者のためのNISA講座 ② 税金はかからない
NISA (ニーサ : 少額投資非課税制度) を上手に使えば税金は免除になります。譲渡益や配当がまるまるあなたの手に入るのです。
NISA以外の投資運用で利益が出た場合、ある一定額の税金がかかってしまい何だか損した気分になってしまうのですが。。。
NISAだと、例えば10万円の譲渡益が出たとしたら10万円が丸々残ります。お得ですよね〜!
ただし、投資である以上、手数料などの費用はかかりますのでその点は誤解なきように!(詳細は今後の講座で解説していきます)
というわけで、第一回目の「そもそもNISAってなに?」はもう読んでいただけましたか?
今回はその続きとしまして、初心者のためのNISA講座 第二回「税金はかからない」をお届けします。
それではさっそくスタート☆
まずはこちらでニーサ制度を軽くおさらいしておきましょう ↓↓↓
NISA(ニーサ)とは、「毎年120万円を上限とする新規購入分を対象に、その配当や譲渡益を最長5年間、非課税にする制度」です。
簡単に言うと、 NISA口座で取引し得た利益には、通常20%かかる税金がかからなくなるということなのです。
そして、
このNISAという制度が作られた目的は
1.将来への備え、資産づくりの促進 (家計の安定的な資産形成の支援)
2.経済成長のために、家計の金融資産を有効活用 (家計からの資金の供給)
要は、
「国民の皆さん、貯金ではなく投資をして資産を増やしていきましょう」という名目のもと、実は、「(みんなにお金を回してもらって) そのお金で日本経済を成長させていこう」ということなんです。
日本政府は、「個々の自己責任において、投資をどんどんやっていってください」「その結果、あなたたちが損しようがどうなろうが知ったことではありませんよ」「でも、経済活性のために、投資でお金を使っていってくださいね」と考えているのです。
ふむふむ…
投資に絶対はありません。政府は必ずしも国民一人一人のことを気にかけているわけではありません。
「じゃあ、やめておこうかなー」と思ってしまったあなた!
ちょっと待ってください!
結論を出すのはもう少し勉強してからにしませんか?せっかくの制度ですので、有効かつ上手に活用し利益をあげていきましょう!
これがNISAの最大の特徴です!
通常、株や投資信託を買い、売る時に利益が出ると、利益の約20%は税金として引かれます (おいおいっ)。例えば、50万円の利益が出た場合、手元に残る利益は約40万円となります。
しかし、NISAを活用すると税金はゼロ。なんと、非課税となって50万円の利益がそのまま手元に残ることになるのです。
いかがでしたか?
ここでは、「NISAは税金がかからない」という事実だけをお伝えしました。税金ゼロとは何とも有り難い話ですよね〜。
なのですが、当然、メリットばかりではありません。デメリットだってあります。
(「デメリット」についての詳細は今後の別講座にてお伝えしていきます)
NISAの非課税期間は5年間なので、5年以内に売却しないと税金はかかります。NISA口座で購入した株などは、5年間を経過すると 特定口座や一般口座などの課税口座に移り、その後の配当金や売買益などは課税されるようになってしまいます。
「なんだか面倒だなー」
「裏が多すぎる気がする」
「やっぱりやめておこう」
などと思っていませんか?
こういった規則や取り決めなども含めて、NISAを行なっていく上で知っておかなければならないことはまだまだたくさんあります。
でもご安心を。
「初心者のためのNISA講座」を順番に最後まで読み進めてもらえれば、基本がしっかりわかるようになっていますからね。
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