保険を活用して老後資金を貯める賢い方法

 

多くの方が老後に不安を抱えていると思います。厳しい「少子高齢」の問題を抱えた日本では、年金受給時期の繰り上げや年金給付額の減額など、老後が心配になる話題が尽きません。一般的に老後とは65歳以上の高齢者のことを指しますが、65歳で定年を迎えても、平均寿命が80歳近くになっている現在の日本では、定年後の約20年もの間の生活のやりくりをしなければなりません。
しかしながら、公的年金が信用できなくなってき始めた今、自分で準備するしかないのです。そんな中、老後の資金をどうやって貯めていけばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。実は、この老後資金を準備するのに保険会社が販売している商品が有効だということをご存知でしょうか。ただし、保険といっても多種多様。商品によってその特徴は異なります。
なので、保険で老後の資金を貯めていくには商品の特徴とメリット・デメリットをよく理解し、自分に合った商品を選択しなければなりません。

 

 

以下に該当する方はこのまま本記事を読み進めていってくださいね。

 

 保険が必要で、併せてお金を貯めていきたい人

 自分では貯められない人

 安定してお金を貯めていきたい人

 

 

 

 

老後資金を保険で貯めていく方法 ☆

 

①  生命保険も兼ねて積立ができる「低解約返戻金型終身保険」

言葉だけ見るとややこしそうなのですが、難しい商品ではありません。 簡単にいうと、保険料をしっかり払っていけばお金が増え、死亡保障にもなるという保険です。

この保険は運用によってお金が増えたり減ったりはせず、固定されていますので、安定して積立をすることができます。そして、保険料を設定した期間まで払込みつづければ、お金が増えます。ただし、保険料の払込期間中に解約をしてしまうと減らされてしまいます。

 

例えば、

 

30歳男性 

  • 死亡保険金額:1000万円
  • 保険料:月々17,490円
  • 保険料払込:60歳まで
  • 保険期間:終身

 

 

この契約では、保険料を月々17,490円、60歳まで30年間払い続けると総額約629万円。そして、60歳の時点では755万円貯まっていることになり、結果的に約126万円増えています。

そして、解約をせずにそのままおいておくと保険会社が運用していくので貯まっているお金は増え続けます。70歳時点だと820万円になっています。

 

このように、しっかりと保険料を設定期間まで支払うとお得な商品なのです。そして、これはそもそも死亡保障の商品なので、もし途中で万が一があれば1,000万円の保険金が支払われることになっています。

ただし、60歳までに解約をしてしまうと損をしてしまいます。しっかりと支払っていける金額を設定しましょう。

 

この低解約返戻金型終身保険の中には「利率変動型」といって景気が上がって金利が上がるとお金が増える商品もあります。最低保障はされており、安心です。

 

 


 

②  一番リスクが少ない「個人年金保険」

老後の積立として今注目されているのが個人年金保険です。文字どおり老後に年金が受け取れます。生命保険というよりも貯蓄型の商品となります。

この商品のメリットの1つに所得税の控除 (「個人年金保険料控除」) があります。低金利の時代でリスクなしに増える商品がないので、税金メリットを生かすのも1つの方法です。「出来るだけリスクを少なくして老後のお金を貯めていきたい」という方は検討してみてください。

 

 「個人年金保険料控除」

払込んだ保険料に応じて一定の金額がその年の所得から差し引かれ、所得税や住民税の負担が軽減される制度。

 

ただし、この商品に保険の機能はほとんどなく、老後の貯蓄をするための商品とお考えください。老後に向けてコツコツお金を貯めていきたい方におすすめの商品です。この商品においても、早期に解約しますと損になりますのでご注意を。 

 

 


③  利率が高い「外貨建保険」

通常の保険よりも利率が高い「外貨建て保険」で老後の資金を貯めていくのも一つの手です。例えば、ドル建ての保険は円建ての保険と比べて予定利率が高く設定されているのが特徴です。

予定利率が高いほど保険料は安くなります。そのため、同じ保障の円建て保険の商品よりもドル建て保険の方が「毎月の保険料が安くなる」ということになります。

 

🔵  ドル建て終身保険の4つのメリット

1. 日本円より高い金利の通貨で運用するので有利

2. 予定利率が高いので保険料が安い

3. 満期時・解約時に契約のときより円安になっていれば、為替差益がプラスされる

4. 資産を外貨に分散できる

 

 

🔴  ドル建て終身保険のデメリット1. 為替が円高になると受け取る金額が減る2. 両替する際に為替手数料がかかる3. 商品が分かりにくい

 

 

 

・・・と、ここまでメリットとデメリットをざっと挙げてみましたが、どちらがいいと思いますか?
確実に保険金を受け取りたいなら「円建て保険」がおすすめです。
一方で、投資の手段と考えるなら「ドル建て保険」がおすすめです。

 

 

 


④  運用によって受取額が変わる「変額保険」

この変額保険も外貨建保険と同じくリスクがあります。変額保険の場合「運用リスク」です。保険料の一部がファンドにおいて株や債券などで運用され、その運用実績によって保険金や解約返戻金の金額が増減します。

つまり、変額保険は運用によって将来受取れる金額が変わってくるので投資信託に似ている商品なのですが、運用がうまくいかなくても死亡保険金は下がりません。さらに、保険料は一般的な保険よりも割安に設定されているので、生命保険を兼ねている保険を検討されている方におすすめできる商品です。

 

この契約の場合、基本保険金額1,000万円の設定なので死亡保険金1,000万円は最低保証されます。運用が好調な場合は増えます。ただし、満期保険金については最低保障されずに運用によって増減します。

 

🔵  メリット

  • 運用が好調の時に増えるのでインフレ対策になる
  • 保険料が比較的割安
  • 死亡保険金が最低保障されている

 

 

🔴  デメリット

  • 運用が不調の時は減らされてしまう
  • 投資信託に比べると比較的手数料が高い

 

 

というわけで、この「変額保険」は、死亡保障をメインで考えていて、出来れば運用で増えたらいいな…と考える人におすすめできる商品です。変額保険は運用がうまくいかなくても死亡保険金は基本保険金が保障されています。例えば、終身変額保険で基本保険金額500万の場合、運用がうまくいかなくても死亡保険金額500万円は保障されます。そして、一般の終身保険よりも保険料は割安です。

 

ただし、

単純にお金の運用を考えるのであれば、保険機能がある変額保険よりも投資信託のほうが有利です。

 

 

 

 

貯蓄型保険の利率を上げる契約方法 ☆
 いかがでしたか? 
最後にお伝えしたいのは、貯蓄型の保険を契約するときに一番重要なのは、できるだけ有利な契約をすること。
① (保険料を) 年払で返戻率を上げる

貯蓄型の保険に限らず、生命保険全般に言えることですが、月払より年払のほうが割引になります。

 

② 保険料を短期払いで返戻率を上げる

商品の中には保険料の払込期間を短くすることができルものもあります。その分月々の保険料は上がりますが、払込期間は短くなるので割引があり支払総額は少なくなります。

 

③ 保険料を前納して返戻率を上げる

契約時に、保険料払込期間満了までの年払保険料を一括で支払う方法です。一括で支払うことで前納割引率が適用されて保険料が安くなるため、支払保険料総額が少なくなります。

 

④  クレジットカード払でポイントを貯める

返戻率は変わらないのですが、保険会社によってはクレジットカード払いができるところがあります。貯蓄型の保険は掛け捨ての保険に比べて金額が大きいため、クレジットカード払いができるとポイントが大きく貯まってお得です☺️

 

 

 

 

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