ドーパミンを増やし「ハイテク疲れ」から解放される方法
ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があると言われています。
「良いストレス」とは、夢や目標、やりがいのある仕事、良い人間関係など、自分を奮い立たせてくれたり、元気付けてくれたり、やる気になる刺激をもたらしてくれるものです。
一方、「悪いストレス」は人間関係の不和、疲労、不安など、自身の体が苦しくなったり、気持ちが不安定になったり、やる気をなくすなどの症状をもたらすもの。
あなたは、ストレス社会の中でストレスをうまくコントロールできていますか?それとも、ストレスに流され病んでしまっていませんか?
ここでは、後者に該当する人たちの励みとなるであろう言葉を送りたいと思います。
お楽しみに!
ドーパミンが放出される理由にはいくつかありますが、その一つは、自分のやっていることが自分にとって得かどうか、ということです。
例えば、何かを食べたりセックスしたりしている時にドーパミンが放出されるのは、人類として生きていくために必要な行為だと体が認識しているからです。
そして、最近の研究で分かったことなのですが、テレビゲームをやることでもドーパミンが放出されるようなのです。テレビゲームは生きていくために必要な行為…ではないのですが、「快楽」だからこそ、ドーパミンが放出されるというのです。
同じような理由で、ニコチンやカフェインでもドーパミンが放出されます。
テレビゲームやニコチンのように、様々な中毒行動でもドーパミンは放出されるようになってきました。そもそもドーパミンは加齢によって減少するものなのですが、上述の通り、まさかの手段でも増やすことができるようです。
このドーパミンを増やすことができれば、仕事や学習などで「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」といった絶望的な状況から脱出することができるかもしれません。
そこで、ここには健全な方法でドーパミンを増やす方法を箇条書きでまとめておきますね。
- ときめく
- 運動をする
- 笑う
- 歌う
- 美味しいものを食べる
- いつもと違ったことをする
- 目標を立てる
- 自分にご褒美をあげる
上述したようなテレビゲームやニコチンの力を借りて、うまい具合にドーパミンを増やしていければいいのですが、そのようなものはけっしていいことばかりを与えてはくれません。
例えば、テレビゲームばかりやっていると脳が侵されてしまいますし、ニコチンの健康被害たるや相当のものがあります。
また、メールをチェックする行為も、そういった中毒行動の一つなのです。多くの仕事で欠かすことのできないメールや電話。これが、「悪いストレス」の元であり、疲労となってあなたの「やる気」をそぎ落としてしまっているのかもしれないのです。
情報過多の時代…
現代では、信じられないほど大量の情報を手に入れることができますし、しかもそれは増え続けています。まるで伝染病のように情報が増殖していく様子を、ただ眺めているような状態です。
あなたは大量に溢れる情報をどう精査していきますか?
情報過多の現代社会において、ハイテク疲れが「悪いストレス」の諸悪の根源でもあり、「やる気が湧かない」原因ともなっているのです。
そこで、このハイテク疲れから解放される方法をいくつか紹介したいと思います。
1. スマホを目にしない
とっても便利な携帯電話やスマートフォンが身近にあると使わないわけにはいきません。ならばいっそのこと、「持ち歩かない」「電源を切っておく」
最先端のテクノロジーは、何でも簡単にしてくれるように思えますが、その反面、新たな問題を生み出しています。ハイテク疲れから解放される荒療治はこれしかありません!
「過敏にメールをチェックする」ような習慣からは解放されましょう!
2. マルチタスクをやめる
一度に複数のことを同時にこなすマルチタスク神話。囁かれて久しいですが、走りながら音楽を聴いたりする分には何の問題もないでしょう。
しかしながら、例えば「テレビを観ながらメールする」といった行為はどちらにも集中できていないはずです。一般的には、一度に一つのことだけをする方が生産性は上がります。
こういったマルチタスク作業をやめることで、随分と心に余裕が生まれてくるのではないでしょうか。
3. 手に入る情報を整理する
情報過多の状態とうまく付き合う方法の一つとして、「情報を整理する」のも有効です。当たり前だと思われるかもしれませんが、あまりにも情報が多すぎて、整理しきれていない人が多いのが現実です。
不必要な情報は今すぐ処分し、最低限必要なものだけ残すようにしてください。
いかがでしたでしょうか?
きっと、自分でも気付かないうちに「ハイテク中毒」や「ハイテク疲れ」になっていたのでは?
これからは、便利機器から少しだけ距離を置いて、リアルのコミュニケーションを優先させるよう心掛けましょうね!