健康食品は「量」「食べ合わせ」そして「食べるタイミング」が大事!
健康になるために食べる「健康食品」。例えば、野菜、魚、納豆、ヨーグルトなどなど。皆さんも、毎日意識的に摂取されているのではないでしょうか?
でも、ここで注意すべきことがいくつかあります。それは、「量」「食べ合わせ」そして「食べるタイミング」を間違わない…ということ。
納豆はいつ食べるべき?
認知症を予防するためには、朝よりも夕方に食べるべきです。血流を促す納豆、ビタミンKを含む納豆を食べると脳神経の細胞死を防ぐ効果があると言われていますが、その効果を最大限に発揮させるためには夕食で摂った方がいいんです!
睡眠中に滞りがちな血流をスムーズにする働きを持つナットウキナーゼも含まれるため、ぜひ夕食に摂ってみてください。併せて、脳の若さを保つには「運動」も忘れずに!
認知症予防効果の高いコーヒーは?
1日3〜4杯飲むと認知症の予防に効果的…とされているコーヒーですが、より予防効果が高いのは?
(A)ドリップコーヒー
(B)インスタントコーヒー
さあ、どちらだと思いますか?正解は…
どちらも〇です。
コーヒーには集中力を保つ働きがあり、1日に3~4杯飲む人は、飲まない人に比べて認知症発症リスクが65%も低下するそうです。
インスタントコーヒーにだって、脳を刺激するカフェインと、脳神経細胞が傷つくのを防ぐクロロゲン酸が含まれています。ぜひ、適量の3〜4杯をあなたのライフスタイルに取り入れ、美味しくボケ防止しましょう。
健康のためには赤ワイン
ワインって本当に美味しいですよねー。でも、お肉料理には「赤」、お魚料理には「白」。。。といったどうでもいい縛りに縛られるのはもうやめましょう。
なぜなら、食事中に適量飲むと健康に良い…とされているのは赤ワインの方だからです (1日3杯まで)!
そもそも、適量のアルコール摂取は健康増進に良いわけで、脳卒中や心筋梗塞の予防に効果的なのは実証済みです。なので、もちろんビールや白ワインでもいいわけなのですが、、、
抗酸化物質が白ワインより豊富な赤ワインには、細胞の死滅を防ぎ、長寿遺伝子を活性化させるレスベラトロールなどが含まれているため、「健康長寿」「認知症予防」のためにも赤ワインがいいんです!
健康に良い油は?
「健康に良い」と話題の油。どっちを使うべき?
(A)ココナッツオイル
(B)えごま油
答えはどちらも〇です。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸トリグリセリドを多く含む食品で、脳の栄養不足を防ぎ、認知症の改善を促してくれます。
えごま油はαリノレン酸が豊富で、体内に入ると分解されてEPA & DHA (脳の神経細胞を活性化) を作成してくれます。こちらも認知症予防に効果的!
白米とダイエットの関係
ダイエットのために控える人も多い「ご飯」。どっちがいい?
(A)食べない
(B)茶碗に軽く1杯だけ食べる
正解は (B) です。ご飯には糖質が多く含まれるため、「糖質制限」して食べない人も多いのですが、一方で、ぶどう糖 (糖質) は脳のエネルギー源でもあります。
野菜 & 魚を中心とした和定食、バランスのとれた食事として、一汁三菜を基本に塩分の摂りすぎに注意すれば、白米の摂取は全く問題ありません。
腸内環境の改善には…
腸内環境の改善に役立つ乳製品。どっちが期待できる?
(A)ヨーグルト
(B)チーズ
正解はどちらも〇。プラス、認知症予防のためにも乳製品は多く摂取した方がいいんです。
ちなみに、カマンベールチーズにはアルツハイマー型認知症の発症要因・アミロイドβの沈着を抑える効果があるとの研究報告が挙げられています。同じチーズなら、白カビ系の方がより期待できそうですね!