投資がうまくいく人に必要な能力とは?
株式投資は運やスピードよりも、「努力」「経験」「考え方」を重視した方が運用成績はグンと良くなります。それを踏まえた上で、投資で「勝つ人」「負ける人」の違いをみてみましょう。
1. 株で勝つ人は情報を絞り、負ける人は情報に流される…
世の中に、情報は無限にあります。あらゆる情報を鵜呑みにして投資をすれば、当然勝率は上がりませんし、何より、自分自身が成長しません。
有益な情報を絞り込み、精査し、深く追求することで他の投資家より抜き出た存在になれます。
2. 先人の経験に学べ!負ける人は直観に頼る…
株の負け組から勝ち組へと変わるための最短ルートは、株で成功した人の投資法を学ぶことです。書籍、ネット、メールマガジン、セミナーなど、あらゆる手段を駆使して勝者に学びましょう!
3. 地道な努力をしろ!負ける人は一発逆転狙い…
株で大きな利益を出す人は、必ず地道な努力をしています。このことを見落としてはいけません。株で勝つ人は、誰もができることを誰にもできないくらいやり続けているのです。
4. ガンコ者であれ!負ける人は運用方針がコロコロ変わる…
株価が上昇している時と下落している時で運用方針がすぐに変わってしまうのはよくありません。下落時の損失を取り返そうとハイリスクに投資し、最悪の結果に陥る可能性もあるので注意が必要です。
まずは株を購入する前に運用方針をしっかりと立て、なるべく変更しないようにしましょう。その方が、コロコロ変えるよりも良い結果になるはずです。
5. チャンスに飛び込め!負ける人はただ傍観するのみ…
チャンスは上昇局面だけでなく、下落時や急落時にも発生します。下落が続いたら「投資は儲からない」と決めつけ傍観したり見送ったりせず、割安になった株式や急反発しそうな株を探してみましょう。
株式市場に上場されている株式は約3,600社もあります。すべてがダメというわけではありませんので、チャンスを見つけるように動いていきましょう。
投資がうまくいく人は勝てるスキルを持っています。知的スキルの高さ、メンタルの強さ、体力、持久力の強さ、情報収集能力などなど、、、
いろいろあります。その中でも、普通の人が自分で鍛えることができるスキルの一つが「切り換える力」です。
以下、具体的にみていきましょう!
◆ 頑固、執着、意地は損の元
人は、ネガティブな感情にはまり込んでしまうと、そこから逃れられなくなってしまうものです。一つの固定的な見方に執着するということは、投資の世界においてはリスキーでもあるのです。
でもちょっと待って!
先ほどは「ガンコ者であれ!負ける人は運用方針がコロコロ変わる」と言ってたじゃないか、と思いますよね?
ここで勘違いをしてほしくないことは、運用方針、つまり軸はしっかりとブレないように持て!ということです。その上で、ネガティブな感情が働いている状況下においては下手に頑固に意固地になってはいけません。
マーケットは、日々瞬間瞬間に変化をしています。投資家は固着、市場は流動…これでは必ずミスマッチが生じてしまいます。臨機応変に、変化に対応する能力も必要とされるということを忘れないでくださいね。
例えば、株価が大暴落したとき、投資家は失望します。「不安」「後悔」「悲観」の念…そんなときに、気持ちを切り換えることができたらいいと思いませんか?
いいですよね?
そこで、株価暴落の時はデパートの閉店バーゲンセールだと思って、普段は買えないような優良銘柄を安値で買っちゃいましょう。こういった「切り替える力」が大事なのです。
① 脱出
怒りや悲しみに襲われた時、それを試練ととらえ、そこからどれだけ早く脱出できるかを意識しましょう。ダメなものはダメ。どんなに考えても仕方のないことです。あれこれ悩み苦しむよりも、その負の感情から早く脱出すべきなのです。
一瞬で切り換えることができるようになれば、もうあなたは人生の達人ですよ!
② 我慢
欲望や焦りに襲われた時、ときに我慢を覚えましょう。何かを買いたいと強く思った時に、それをぐっと我慢します。例えば3日待ってみるとか。こうした (気持ちを切り替える) 訓練を日頃から積んでおけば、いつでも簡単に購入を見送ることができるようになります。
③ 発想の逆転
ある考えに囚われてしまった際、その逆の思考を受け入れることを装ってみます。例えば、ドルは高くなる、という確信にいたったときに、逆も考えてみるのです。
ドルは安くなる…かもしれない、と。
人が抱く思考は、そのほとんどが思い込みです。それに執着しない柔軟性を日頃から訓練し養ってみませんか?
「切り換える力」を養って、荒れるマーケットを乗り越えてくださいね!