初心者が「投資信託」を買う前に再確認しておきたいこと

 

あなたはすでに投資信託を始めていますか?そもそも投資信託とは何なのでしょう?ここでは、今さらかもしれませんが、「やさしい投資信託のはじめ方」「初心者が基礎からわかる投資信託」と銘打って、基礎知識から選び方までわかりやすくまとめてみました。

 

さあ、あなたの投資スタンスに合っている「投資信託のタイプ」はいったいどれなんでしょうねー?

 

 

 

投資信託を買う前に再確認しておきたいこと

まず、基本的なことですが、投資信託にはいくつかのタイプがあります。なので、投資する人のスタンスによって選ぶべき商品は変わってきます。

投資信託は投資初心者も気軽に投資できますし、リスク分散も簡単にできるのでおすすめ…なのですが、「あまりにも種類が多すぎて、どれを選んだらいいのかがわからない」ですよね?!

 

「初心者の私でも、1万円程度から気軽に始められるので、まずは勉強と思って始めてみよう!」

この気持ち、大事です!実際にやりながら難しいことは少しずつ覚えていったらいいんです。

 

国内外の様々な株に、さらには株だけでなく債券や不動産、金などの商品にも投資ができます。「目移りしすぎて選べやしない」…と悩まれるでしょうが、「え〜い!」と思い切って選んで購入したら、あとは「運任せ」もよし、必死になって勉強しながら「変更 & 購入」を繰り返していくのもよし。

何れにしても、あれこれ買っていけば、結果としてリスクを分散させることにもなります♡

 

 
 

・・・というわけで、

一番最初に持つべき心構えは、「あれこれ迷いすぎないこと」

これに尽きます!!!

 

積み立て型の投資信託も多く、少額から中長期で大きく増やしていくことも可能ですので、まずは迷いすぎてやめてしまわないこと!少額から始めることが大事です!何事も、やってみなければ始まりませんからねっ!

ただ、実際に投資信託を買う前に、「投資信託のタイプ」について一度おさらいしておきましょう!「自分がどうやって儲けたいか」という方向性に合った投資信託を選ぶことが、何より重要なんです!

 

 

 

「投資信託のタイプ」について
まず、「値上がり益追求型」「分配金重視型」「安定運用型」の3タイプから自分の投資スタンスにあった投資信託を選びましょう!

投資信託には大きく分けると3つのタイプがあるんです!

 

 

 

① 「値上がり益追求型」

1つは「値上がり益を追求するタイプ」です。このタイプは、日本や欧米諸国、あるいは新興国の株など、比較的大きなリターンが期待できる対象に投資をします。ただ、景気変動などによって基準価額の変動が大きいので、リターンが大きい分リスクも大きいことは忘れないでくださいね。

 

 

② 「分配金重視型」

2つ目は、株の配当に当たる「分配金を狙うタイプ」です。こちらでは、先進国や新興国の債券や高配当株、国内や米国を中心とする世界各国のリート(不動産投資信託)などに投資します。
 
この中には「毎月分配型」の投資信託も含まれます。ただ、分配金を定期的に受け取れるのは魅力なのですが、海外資産に投資をする投資信託の場合は為替による基準価額の変動は大きいので注意が必要です (分配金の増減が起こりやすいのです)。

 

タイプ1にもタイプ2にも、それぞれの投資信託を運用する会社が、「どんな株や債券、リートを組み入れるか」を独自の調査・分析で決める「アクティブ型」と、日経平均株価やTOPIX (東証株価指数)などの指数 (インデックス)に連動する運用成績を目指す「インデックス型」があります

 

 「インデックス型」の投資信託にも、ダイナミックな値上がり益を狙えるものもあるにはあるのですが、「アクティブ型」とは比較になりません

 

 

そこで、

インデックス型の投資信託をタイプ3と位置付けましょう。

 

 

③ 「安定運用型」

タイプ3にあたる「インデックス型」は指数を踏襲するので、独自に投資対象の調査や分析にかけるコストが少なく、その分、信託報酬が安いのがメリットと言えるでしょう。

また、毎日のニュースでも取り上げられるので経済新聞や経済ニュースを見ていればわかりやすい点も魅力と言えるでしょう。ただし、指数以上の成績はあげられません。リターンは、好成績のアクティブ型に比べると限定的となります。

 

 

 
 

まとめ

よって、

 

◉ 基本的に値上がり益を狙うのであればタイプ1

◉ 分配金を狙うのであればタイプ2

◉ 値上がり益も狙いたいが、リスクを低くして安定運用を目指すのであればタイプ3

を選択……ということになるでしょう。

 

ここまで、投資信託選びの大前提というべき「投資信託のタイプ」について簡単に説明してきました。もう一度、自分はどのような目的で投資信託を買うのかをよ〜く考えてみましょう。

例えば、値上がり益を追求したいのに「毎月分配型」投資信託を選択していたら効率が悪いですよね。そういった基本事項を再確認した上で投資先を選ぶべきなのです。

 
 


最終更新日:2017/12/01