審査の甘い「流通系クレジットカード」のメリット・デメリットは?
数あるクレジットカードの中で、「流通系」のクレジットカードは審査が甘いと言われています。それは、できるだけ多くの人にカードを発行し、会員を増やし、ショップの利用者を増やす、という営業戦略があるからなんです。
そんなわけで、申し込んだその日に発行され、即利用することができるようになっているのです。「急に大きな買い物をすることになった」…というタイミングで即発行できるわけですからありがたいですね。
「流通系」カードのメリット
流通系のクレジットカードは基本的に即日発行・「年会費」無料です。先にも説明した通り、流通系カードは顧客獲得のためのツールなのです。
ですから、例えば期間限定でポイントが数倍になるといったイベントもよく行われています。さらには可愛らしいデザイン。。。このような楽しみが多いのも流通系カードの特徴と言えるでしょう。
「流通系」カードのデメリット
ただし、メリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。
- (簡単発行のため) ステータス性がない
- (カードが増え) 管理が大変に
好きなお店がたくさんあるからとカードをいっぱい作ってしまうと管理が大変になってしまいます!ですから、本当に必要なショップのカードのみに絞って申込みすることを強くオススメします。
残念ながら「海外旅行保険」は付いていません
一般的なクレジットカードのメリットとして、海外旅行時の傷害保険が付帯されていることが挙げられます。しかしながら、多くの流通系クレジットカードにはこれが付帯されていません。
中には、年会費をプラスすることで国内旅行の保障を付帯することの出来るカードもあり、例えばクレディセゾンカードでは、年会費3,000円を支払うことで「アメリカン・エキスプレス」の保障を受けることが可能となっています。
つまり、流通系クレジットカードには海外旅行傷害保険などの付帯サービスがない代わりに「年会費無料」「ポイント還元率アップ」などがあるわけです。
こんな方は是非「流通系」カードを持とう!
① よく利用するショップがある
日頃からよく利用しているショップがある場合は、やはりカードがあると便利 & お得です。例えば、
- イオンカード
- セブンカード
- ウォルマートカード
- ファミマTカード
- Pontaカード」
などなど。
このように、特定のスーパーやコンビニをよく利用する場合は、上記のクレジットカードを検討されると良いでしょう。
② メインカードは既に持っている
既にメインのクレジットカードを持っていて、サブカードとして流通系クレジットカードを持つのであればかなりオススメできます。
公共料金の支払いや大きな買い物ではメインカードを利用して、行きつけのデパートやコンビニでは流通系クレジットカードを利用する。賢いですねー。
おわりに
流通系のクレジットカードはポイントの還元率が非常に良いので、お得感があります。よく利用するお店が決まっている場合には是非作っておきましょう。
そして何より、「気軽に持てる」ことが最大の魅力なのではないでしょうか。「3枚目のカードとして」…あると便利な日常のカードを追加で1枚検討されてみてはいかがでしょうか。
筆者の場合もファミマTカードがコンビニ & ガソリンスタンドで重宝し非常に助かっています (笑)