夏バテと熱中症の違いを学び、「隠れ熱中症」を防ぐニャ ☆
「夏バテ?熱中症?そんなもん自分はならないよ!」なんて思っていませんか?いえいえ、油断は禁物です!近頃の猛暑といったらそれはもう、想像をはるかに超えたものがありますからね!
夏バテや熱中症にならないために、せめて、適切な予防法くらいは抑えておきましょうね。近頃では「隠れ熱中症」なんて言葉もあるくらいです。
あなたやあなたの大切な人たちのためにも、ここで一度ちゃんと確認しておきましょう!
それではさっそく始めます!
まずはこちらからどうぞ ↓
<夏バテの症状>
・身体がだるい
・気力がでない
・食欲不振
・眠れずイライラする
・熱っぽい
・立ちくらみ、めまい、ふらつき
・下痢、便秘
<熱中症の症状>
[Ⅰ度]
・めまい、失神(たちくらみ)
・筋肉痛及び硬直(こむら返り)
・大量の発汗
[Ⅱ度]
・頭痛
・不快感
・吐き気、嘔吐
・倦怠感、虚脱感
[Ⅲ度]
・意識障害
・けいれん
・手足の運動障害
・高体温
夏バテと熱中症は共通する症状もありますが、熱中症の場合は突然体調が悪くなってしまいます。屋内や屋外に関係なく、高温多湿で体温調節ができなくなってしまうと発症するのです。
Ⅰ度の症状が出た場合には、すぐに涼しい場所に移動して身体を冷やし、水分を摂ってください。
Ⅱ度とⅢ度の症状が出た場合はすぐに病院へ行きましょう。
普通、熱中症にかかると大量の汗をかいたり喉が渇いたりといった初期症状が現れますが、隠れ熱中症ではそういった症状の出ないまま進行してしまいます。
気づいたら重症の熱中症になっていた…なんてことに!
・手足のしびれ
・指先が冷たくなる
・指先の爪を押してピンク色に戻るまで3秒以上かかる
これらが隠れ熱中症のサインです。通常の熱中症症状を自覚しにくいため、これらのサインを見逃さないよう気をつけておきましょう!
また、次のような症状も!
・舌が乾燥して赤黒くなる
・手の甲の皮膚を引っ張って戻るまで3秒以上かかる
以上のような症状が出る前に、適切に水分を補給し、涼しい場所で休憩するよう心掛けましょう!そうすれば、重症化せずに済みますよ。
① 喉が渇く前にこまめに水分補給する
② 暑い日中は極力外出しない
③ 室内にいても除湿を行うなど、快適な空間を作る
他にも、通気性の良い服を着たり、帽子をかぶったり、日傘をさしたり、室内ではカーテンをしたり…
とにかく、考えられることは全てやってみること!これに尽きます!
「な〜んだ、当たり前のことじゃんっ」なんて思わないでくださいね。当たり前のことをできていない人が多いから、熱中症はいつも話題になるんですからね!
よく、車に置き去りにされた子供が死亡する事故が起きていますが、基本的に、汗腺の発達していない子供や汗腺機能が衰えている高齢者は、特に「隠れ熱中症」にかかりやすいのです。
周囲の人たちが水分補給と温度管理に注意してあげましょうね。
個人差はありますが、Ⅰ日に1.5リットルから2リットルの水分を補給した方が良いでしょう。一気にガブガブ飲むのではなく、こまめに適量ずつ飲むようにしてください!
寝る前、寝起きの水分補給もお忘れなく!
お茶やミネラルウォーターでも良いのですが、糖分や塩分を一緒に摂取すると体内に吸収されやすくなります。
なので、特に、スポーツをしているときや高温多湿で大量に汗をかいたときなどは、スポーツドリンクや経口補水液が適しているでしょう。
コーヒーや紅茶、緑茶、アルコール飲料にはカフェイン (体内の水分を排出する働きがある) が含まれていますので、真夏の摂取は控えた方がいいかもしれません。
「単なる夏バテだよ」と思っていたら「ウソッ?隠れ熱中症だったの?」な〜んてことにならないように、普段からこまめな水分補給を心掛けましょうね。
え〜、結局は当たり前のことしか書けませんでしたが、舐めてもらっちゃあ困りますよ!
さて
最後に
夏休みになって、沖縄やタイなどの暑い地域に旅行される方!いつもの倍は何か飲むよう気に留めておいてくださいませ ☆