漫画「サラリーマン金太郎」の名言集 (7〜15巻)
漫画の世界には多くの名シーン・名言があります。きっと皆さんの中にも、アニメや漫画の “ある言葉” にハッと気づきを与えられたり、勇気づけられたこともあるはずです。
波乱万丈人生の中で、落ち込んだとき、クヨクヨしてしまったとき、涙が出そうになったとき、道に迷ったとき、一つの言葉がそっと背中を押してくれることがあります。
そんな言葉が見つかるといいですね ♡
「サラリーマン金太郎」7巻〜10巻より
大和会長
「どんなに気にいらぬ奴だろうと一つくらいはいい所もあると見つけてやることだ。人間の我慢とは、動物として人間だけが持ち得た大事な行動だ。」
黒川社長
「男と女は違う生き物のような気がします。女性の持っている愛情とその愛情表現を男に求め共に生活したら、その生活は壊れる可能性がある。男にあるのはエネルギーとしての欲です。性欲であり征服欲だ。女性の愛情に匹敵する男の感情は責任感ですよ。そう考えた方が男を理解しやすい。」
金太郎の砂漠仲間、石峰さん
「自分自身との戦いなんて、どこで妥協してるかどこで逃げてるかで全部わかっちまう。たとえ勝ったとしてもそう思いたいだけだ。」
金太郎
「自分と戦ったって勝てっこないから神様がいるんですかね。」
「弱い自分に勝てそうにないから神様がいるんだ。」
「どこの国で生まれ育とうとも人間同士はうまくやっていける。人間にはな、心があるからだ。何人でも、人間の心は同じに出来ているんだ。」
金太郎
「どんなに自分にとってひどい結果でも、それを受け止めた時、それは自分の血となり肉となって自分の次への力になるんだ。自分を成長させる力だ。」
「負けても負けてもそれらを自分の血と肉にすることがたった一つ自分に勝つ方法みたいな気がする。」
石峰
「人間の大半はいとも簡単に自ら脇役になり下がっちまう。挙句に負け惜しみで自分の中だけで主役を楽しんでいる。」
黒川社長
「若者が自発的に行動を起こしたとすれば、あっという間に30歳という年齢になってしまうでしょう。日本の企業はそれらの若者を受け入れる門戸を閉ざしている。新入社員採用に年齢制限を設け、独特の感性を持った人材を入社させません。」
「新卒の大学出を取り、会社の中で純粋培養して育てる。結果として、会社の中の仕事以外は何も知らない世間知らずに育ててしまう。そうやって育った人間は右肩上がりの状況においては問題ないが、マイナスの時代に入った時は決断を下すことができない。」
「サラリーマン金太郎」11巻〜15巻より
「学生時代の頭の良さは吸収する頭の良さ。社会人になったらその反対。出す頭の良さこそが大事。それは行動であり、真っ白から何かを生み出す創作能力。」
「やると言った。あの子は出来ると思っているんだろう。出来ないと最初から思っているあなたより可能性はある。あの子がやりたがっている夢の向こう側に我々がいてやれるんなら、いてやろうじゃないか。」
伊郷
「日本の会社がパワーダウンしている理由のひとつは、どの会社もサラリーマン上がりが社長になっているということが挙げられる。創業オーナー社長は大手ではどんどん減っている。」
「サラリーマンはバランスと事なかれ主義に毒されて育っている。それが社長になったところで何も変わりはあるまい。何年かの任期を無事つとめればいい。下にいる部下も、サラリーマン上がりの社長を絶対的リーダーとは認めない。」
金太郎
「一サラリーマンの立場でも会社の全体を把握しておくべきですよ。会社の一部の部品でもいいんだけど、全体を知っていればね、自分が何のための部品かはっきりわかるし、やる仕事にも力が入る。」
「みんなその日その日の割り当てられた自分の仕事をすればいい。そう部品に甘んじて流れて生きている。全体を把握すれば自分の仕事に自信を持たせる。」
三田善吉
「一番バカバカしいのは学問を学んだというプライドじゃ。それにとらわれた時、発想の自由を妨げる。」
「この国を外国へ叩き売るくらいの気構えがなくては外国の金は絶対入らん。」
「日本の四季は世界の中でもはっきりとその特徴を現します。春は全国土が花で覆われ、夏は生き物たちが活発に活動する。そして秋は紅葉し、実りの季節に変化し、冬は国土の半分が雪で覆われ自然は眠りに入る。この小さな島国になぜこれだけ多くの人間が豊かに暮らし得たか。それはひとえにこの自然におう所が大きいんです。」
ムハマド・ハッサン王子
「人間が知り合って使った時間にムダなんてものはない。」