掃除のプロが実践する夏のダニ・カビ退治法 【布団編】

 
蒸し暑い環境がだ〜い好きなダニカビにとりまして、ジメジメと湿気の多い季節はまさに最高に快適な豪邸のようなもの!しかも、奴らが大量に発生すると人類は健康被害を被ってしまうので何とも厄介です。

 

う〜む…

部屋で元気に活動している姿を想像するだけで…

思わずゾ〜ッとしてしまいますねー。

(想像なんてするまいっ)

 

さて、

この時期に、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・咳・皮膚の湿疹などが現れたら、自宅のカーペットや畳、寝具、ソファーなどに住み着いている彼らのせいかもしれません。

(チリダニやコナダニなどは目に見えないほど小さなダニで、高温多湿を好み、梅雨の時期から夏にかけて爆発的に繁殖するそうですよ)

 

特に、布団や枕といった寝具類は汗を吸収し、ダニ・カビの発生源になりがちです。だからこそ、念入りなお手入れをすべきなのです!

 

というわけで、お掃除のプロフェッショナル佐々木さんに「効果的な寝具のケア方法」について徹底的に聞いてまいりした!その内容をここに記しておきますので、是非参考になさってくださいね。

 

寝具はただ外に干せばいい、というわけではありません! 素材によって干し方が違うので、それぞれに合った方法で寝具をふっくら快適に仕上げましょう!

 

 

 

 

 布団のお手入れ方法 

布団を干す時間帯は10:00~15:00。片面1~2時間で両面を干し、湿気が上がる前に取り込んでください。

 

※ 布団カバーは基本取り外してから干すのですが、羽毛布団の場合は色あせを防ぐため、カバーをかけたまま短時間干しましょう。

 

 

 

 マットレスのお手入れ方法 

分厚くて重いマットレスを外に干すのはひと苦労ですね。どうしても干すことができない場合は、カバーを外したマットレスを起こして風通しをよくしてあげましょう。

 

 

 

 枕のお手入れ方法 

カバーを外した状態で、専用の干し具を使うかピンチハンガーなどの上に置いて平干しするのが良いでしょう。ただし、低反発ウレタン素材の場合は陰干しが正解です。水洗いできるタイプの枕もありますので、取扱説明書に従ってお手入れしてください。

 

 

 

 ホコリ落としのため叩くのはNG! 

よく、ホコリを落とそうとして布団を叩く人がいますが、これをやってはいけません!ダニのフン・死骸が粉々になり、呼吸で吸い込みやすくなる上、生地を傷める原因にもなってしまいます。

 
 
夏のダニ・カビ退治法、布団のお手入れ

 

 

 

 じゃあどうしたらいいの? 

「布団を叩いてはダメ!」…

 

では、どうやってハウスダストを除去したらいいのでしょうか?

 

 

① 外に干した状態で、30cm以上離れた場所からハウスダスト除去スプレーをシュッと吹きかけます

 

② 取り込むときは叩かず、表面を軽く手で払うようにします

 ※ ブラシ付き布団叩きなどを使うと便利です

 

③ 取り込んだ寝具は全て掃除機をかけます

 ※ 掃除機ヘッドはゆっくりめに動かしましょう

 

 

さあ、これでダニ & カビとはおさらばです ☆
 

梅雨・夏のダニ・カビ対策

 

 

続きまして

 

 

 

 寝具類のオススメ手入れ方法 

ダニ・カビ対策はこれでいいとして、他にも寝具類は汚れてしまうことがありますよね。そんな気になる汚れは、おしゃれ着用中性洗剤でケアすることができます。

水で薄めたおしゃれ着用中性洗剤にタオルかハンカチを浸し、固く絞って汚れた部分を拭き取るだけでいいのです。その後、水で絞ったタオルで洗剤が残らないよう、よく拭き取って、しっかりと乾燥させてください。

 

 

 

 

 まとめ 
 
どうでしたか?

少しは役に立ちましたでしょうか?

 

快適に眠るには寝具を清潔に保つことが大切!
ダニやカビはアレルギーの原因になりますので気をつけましょう!

 

既にご存知だったかもしれませんが、案外、掃除機をかけたりするのが面倒だったりするものです。「面倒だからやらない」となってしまいがちなのです。

これを機に、効果的な掃除・手入れの方法を徹底させ、夏のダニ・カビから身を守りましょう!

(現在の日本の住宅は密閉性が高いので、冬だって油断はできませんよ)

 

そして、

毎日の汗・皮脂を吸い込む寝具類にはどうしてもニオイが溜まってしまいます。「ニオイが気になって不快だ」という場合には「除菌・消臭できるスプレー」を使いましょう ☆

 

 

お布団は、毎日肌に触れるものだからこそ清潔が一番ですよね!ダニ・カビ、そして臭いを寄せつけないケアを習慣づけてまいりましょう!

 

 


最終更新日:2017/11/29