引っ越し前後にやっておくべき手続き【まとめ】

 

若葉萌える季節の「春」に、入学・入社・転勤・転居などで引っ越す方も多いことでしょう。その度に、悲しい別れもありますが嬉しい出会いもたくさんあります。新天地での生活に、「期待」と「不安」が入り乱れているはずです。

しかしその引っ越し前後に、やっておかなければならないことがいろいろとありますよね。そこで今回は、そういった各種手続きを簡単にまとめてみました。さらっと読んで参考になさってくださいね。

 

 

 

まず最初にやること

 

☆  不動産屋、大家に連絡

退去日の1ヶ月前までに、不動産屋(大家、仲介業者)に退去の連絡を行います (契約によっては2ヶ月前の場合もあるので引っ越しが決まったらすぐに連絡しておきましょう)。

「鍵の返却」「明け渡し当日の立ち合い」が必要になりますが、例えば引越し日を立会日にした場合、午前中に引っ越しを済ませ、その後掃除をして立ち会いという流れになります。

鍵の返却日を当日にするか、日割りで数日借りておいて後日返却するかは事前によく考えておきましょう。

 

 


☆  引越しの方法を決める

荷物をどう移動させるかには以下のような方法があります。

  1. (徒歩で行ける距離なら)「台車」
  2.  (そこそこ近くなら) 「自家用車」
  3. 「宅配便」で引越し
  4. 「引越し業者」を利用

 

友人や家族に手伝ってもらった上で、自分で引越しを行う場合には「自家用車」+「宅配便」の組み合わせがおすすめです。大型家具・家電のみを引越し業者に依頼するという方法もあります。

ちなみに、レンタカーを借りるくらいなら最初から引越し業者に任せた方がお得です。

 

 


 

☆  学校の転校手続き

学校に通っているお子さんがいる場合、担任の先生に連絡しておけば、市役所や転校先の手続きで必要な「在学証明書」などを発行してもらえます。

 

 

 

 

 

引っ越し日までに済ませること

 

☆ インターネット回線を申し込む

インターネット回線は、申し込んでから使えるようになるまでに、早くて1週間、遅い場合は1ヶ月以上かかります。固定電話の住所変更などと合わせて、早めに手続きしておきましょう。

(インターネット環境については念のため、「仲介不動産」や「大家」に事前に確認しておいた方が無難です。後で「間違っていたよ」となったら面倒ですからね)

 

 


 

☆  市区町村役場に転出手続き

市区町村役場に「転出届け」を提出します。

(引っ越し後、発行された「転出証明書」を引っ越し先の市区町村役場に「転入届」と共に提出します)

 

★ 転出届と同時に済ませたい手続き

  • 国民健康保険
  • 印鑑登録
  • 児童手当
  • 福祉関連の手当

 

 


 

☆  電気・ガス・水道の手続き

使用停止の連絡と同時に、新居の開栓手続きをしておきましょう。

 

 


 

☆  郵便局に「郵便物転送」の手続き

(現在住んでいる) 近くの郵便局に行って転居届の提出をしておくと、1年間無料で旧住所宛ての郵便物を新住所へ転送してもらえます。本人確認が出来るもの(運転免許証、健康保険証)と印鑑が必要なので忘れずに持参してくださいね。

 

 

 

 

 

引っ越し後でもいいから…

 

 ☆ その他の住所変更
  1. 銀行
  2. 保険会社
  3. クレジットカード会社
  4. 新聞
  5. 各種ポイントカード
  6. 各種定期購入しているもの

 

 

 

 

引っ越し直後に調べるべきこと
★ 病院

真っ先に調べておきたいことは、どんな病院がどこにあるかということです。加えて、口コミサイトや近所の人などから評判を仕入れておきましょう。

 

★ レストラン・居酒屋・お店

休みの日にはお散歩も兼ねて、自宅周辺の様々な情報をゲットしていきましょう。コインランドリーや銭湯、クリーニング店、スポーツジムなども含めて、お気に入りのお店がすぐに見つかるといいですね。

 

 

 

 

 

まとめ ☆

地域によってゴミ出しのルールは異なります。ゴミ袋の色・料金・分別の仕方などなど。こういったことも早めに知り、すぐに順応できるようにしていってくださいね。

 

最後に、

要介護者さんがいる場合の引っ越しでは、事前にケアマネージャーや役所の福祉課職員、かかりつけ医との連携が欠かせません。特に、認知症を患っている方が新しい環境に慣れるのはすごく大変です。

家具が古いからといってむやみに新調せず、旧居で使っていたものをそのまま使うようにしましょう。また、新しい間取りが覚えられない、という状態を防ぐために、できるだけ旧居と似た間取りの家を選ぶのがおすすめです。

 

以上、

引越しは何かと慌しくなりがちですが、しっかりと準備をして、手続きの漏れなどがないようにしていきましょうね。