投資に「たまたま勝つ」精度をアップさせる方法

 
「同期の◯◯くん、株で月収分くらいは稼いでいるらしいよ」「俺、FXで車1台買えるくらい儲かったんだ」「私、家事の空いた時間に月数万円稼いでいるの!あなたもやった方がいいわよ!」

こんな話を聞き、投資を始める方も多いのではないでしょうか?

実は私も(笑)

 

確かに、必死に働いて月20〜30万円のところ、投資をやれば1日でそれだけ稼げると聞いてはやらないわけにはいきません。

 

しかし…

実際のところ、継続して「稼ぎ続けている」人はそうはいません。

 

 

 

 投資では、たまたま勝つ人が多い 

投資に勝つ確率をアップさせる方法

ここで重要なことは、「稼いだことがある」人はそこそこいても、「稼ぎ続けている」人はほとんどいないということなのです。

 なぜなら、「勝った理由」も「負けた理由」もよくわかっていないから。

 

それはそうです。テロや大地震のような天災までもが大きく影響する世界ですから、100%絶対に勝つ!なんてことはあり得るはずがないのです。

そんな状態でも、一部の人しか知りえないような情報をゲットできる人たちや、うまく分散投資をしながらやりくりしている人たちだけが勝ち続けることができる、という現実を知っておきましょう!

 

 

 

 失敗から学ぶことの大切さ 

とはいえ、投資には大きな流れというものがあります。「こうだからああなる」といった傾向もあります。そういったことを、失敗を通じて学んでいくことができれば、少しずつ経験値が高まり強くなっていくのです。

 

逆に

 

「自分には相場観ってもんがないんだよなー」とか「運が悪いんだ」などと言ってるようでは一生勝てません。

 

でも、このような考えの人たちが案外多いんです。

 

つまり、一生勝てない負け組に入らないようにするためには、「負けた理由がわかるようにする」こと、「売買するときは必ず理由をもつ」こと。

 

これが大事なんです!

 

 

 

 「理由づけ」の例 

投資に「絶対勝つ」はなし!「たまたま勝つ」の精度アップ法

 

「ドル – 円が前回高値を抜けてきたから」 「ユーロ – ドルが日足のトレンドラインを割ってきたから」 「ユーロ – 円が節目の120円を抜けられなかったから」

などなど、、、

 

こういった条件は複数あって、「自分のルール」を作っておくべきなのですが、その話はまた別の機会にしましょう。

 

少なくとも、売買するときには必ずこういった「理由」があるはずなんです。その「理由」 を明確にして、全てを記録しておきましょう。

 

 

 

 負けた理由をきちんと分析すること 

 

「理由」がわかっただけではどうにもなりません。きちんと分析まで行い、次に生かしていきましょう。

例えば、あなたは「1ドル100円で底打った (これ以上安くならない)」と思ったとしましょう。そこで「ドルを買え」と思い買ったものの、 その後96円まで下がってしまった。。。

 

こういった場合、ただただ悔しがるだけでなく、なぜ予想が外れたのか?よくよく考えてみましょう。

 

 

 

 おわりに 

 

投資に充てる予算も、求めているものも、考え方も、ライフスタイルも、何もかもが違う世界中の多くの人々が投資に一喜一憂しています。

パチンコや競馬などでもそうですが、損する人が大勢いるからこそビジネスとして成り立っているのです。

 

そのことを最初に認識しておいた上で、

 

猛烈に勉強し、「自分」と真摯に向き合い、運をも味方につけて幸せな人生を歩んでいってもらえたらなと思います。

 

急がば回れ、ですよ。

 

投資に「絶対勝つ」はありません。「たまたま勝つ」の確率を高めるために、まずは基本の足元をしっかり固めていきましょう ☆
 
 


最終更新日:2017/11/29