株で成功するために必要な「法則」「心得」
株で成功する秘訣は、「株で儲けよう」とは思わないことです。この欲を限りなくなくすことで、焦りがなくなり健全なトレードができるようになります。
相場には大きな流れがあります。為替変動、貿易収支、金融政策、海外市場の変化など、世界経済は一定周期で常に循環しています。
現在の日本株は、外国人投資家が牽引していますが、彼らの資金が今どこに流れているかを把握することは、とても重要になってきます。
そこで今回は、株で成功するために必要な「法則」「心得」について学んでいきましょう。
株で成功するために必要なこと
例えば、株で億万長者になるなんて夢のような話に思えるかもしれませんが、真剣に取り組めばけっして無理なことではありません。
実際に成功した人たちは、資金管理が上手で無駄遣いをしない人が多いようです。節約の習慣を身につけ、給与やボーナスの一部を継続して投資に回すことを忘れていません。
また、人気株だけでなく、みんなが知らない高成長株を探す努力も必要です。加えて、理にかなった売買ルールを決めて、他人の意見や相場の雰囲気に流されずブレないことも大事!
「勝負するのは下値が限られている銘柄にする」「下がった時は迷わず損切りする」など、徹底して行っていく堅実さも必須です。さらに、株主優待株や配当株に分散投資して資産を守りつつも、資産を大きく増やすには、値上がり益狙いの銘柄に投資することも欠かせません。
投資家が失敗する理由
多くの個人投資家が失敗する理由の代表例として、「相場の雰囲気に流される」ということが挙げられます。たとえば、ある銘柄の株価が突然急騰すると、「もっと上がるに違いない」と飛びついて買ってしまい、その後の下落で塩漬け状態になってしまいます。
また、普段は「株価が安くなるまで待ってから買おう」と思っているのに、相場全体が大きく上昇するのを目の当たりにして、「今買わなければ置いていかれてしまう」とあわてて高値で買ってしまう、という行動もよく見かけます。
それとは逆に、株価が買い値を割り込んで含み損の状態になると、はじめのうちは「そのうち株価も反発するだろう」とたかをくくっているのに、そこから株価が急落すると「早く売らないと大損してしまう」と慌てて底値で投げ売りしてしまう、というのも典型的な行動パターンです。
成功している投資家は、このような行動は一切することがありません。
パレートの法則
ところで皆さんは、「パレートの法則」(20対80の法則) をご存じでしょうか。
「2割の顧客が売上の8割を支えている」
「 2割の優秀な社員が全売上げの8割を産む」
「コンビニの売上の8割は、2割の側面販売コーナーの商品」
「国家の富の8割は2割の富裕層が独占している」
このように、「パレートの法則」はマーケティングや統計分野などでも応用されている有名な法則の一つです。株で損する人と成功する人の割合も、この割合に当てはまると言われています。
この事実をしっかり受け止めて、「なぜ負けてしまうのか?」を深く理解するよう努力しましょう。そして、「負けない投資法」を身につけていってください。
成功するための心得
① 儲けようと思わないこと
③ 常に下落相場に備えておく
優秀な師匠を見つけよう
株式投資における優秀な先生は、例えば証券会社出身の現役投資家など。彼らは金融業界の仕組みをよく知っていますし、現役時代に億単位の運用実績があります。また、業界内に豊富な人脈を持っています。さらには個人投資家としての経験もあることでしょう。
こうした方々の投資助言を参考に、日々切磋琢磨していただければと思います。もし、あなたが株で失敗してしまっているのであれば、一度、株のプロフェッショナルに頼ってみてはいかがでしょうか?独学のみの投資は、単なるギャンブルでしかありませんからね。無欲の勝利を目指して、ぜひ頑張ってみてください。