「運動」と「長寿」の関係について

 

「運動は体に良い」と言われていますが、本当にそうなのでしょうか?私は、その説を100%信じることはできないなぁ。いや、身体を動かすことが面倒臭いから言っているわけじゃありませんよ。

でも、スポーツジムに行って走ったり筋トレしたりスクワットしたり泳いだり。。。楽しくはないんですよねー。むしろ、運動が嫌いな人にとってはストレスが不健康を導くのではとも思ってしまいます。実際のところどうなのでしょうか?

 

「運動」は様々なリスクを軽減してくれる

「死」のリスクは様々で、循環器系の疾患 (血管&心臓の病など) からガンや事故死といったものまで本当に多岐に渡ります。どんなに毎日自転車に乗ってエクササイズをしてみても、ある日突然車に轢かれて死んでしまうかもしれません。(早死にか長生きかも含めて) 死に方は人それぞれなのです。

とはいえ、一般論としてはやはり「運動」がいろんなリスクを軽減させてくれることは様々な研究の結果間違いないようです。特に循環器疾患については最大50%も死亡のリスクを軽減させてくれるようです。この50%という数字は、その人の「健康状態」「潜在疾患」「過去の病状」などによっても異なりますが、とにかく「運動が健康に良い」のは確かです。運動をすることによって体は引き締まり、強くなり、より長く生きられるようになるのです。

 

 

「運動」を生活の一部に組み込もう

「運動が健康に良い」とわかっているのであれば、やっぱりやった方がいいでしょう。でも…面倒臭い。。。であればなんとか工夫して、「歯磨き」や「服の着替え」同様、生活の一部に入れてしまえばいいのです。

できれば「1日30分」を目安に行うのがいいのですが、最低でも週に3日は運動するようにしましょう。そして、週末の1日は「ショッピング」や「散歩」でも結構ですので長めの運動をこなすよう心がけましょう。というわけで、ダンスでもテニスでも登山でもガーデニングでも何でもいいので趣味を家族や恋人たちと楽しんでみませんか。

 

 

「座りっぱなし」よりも「運動」が絶対に良い!

「何歳まで生きられるか」をあらかじめ知ることはできません。しかしながら、座りがちな人よりも身体を動かしている人の方が長生きできることは間違いありません。

できれば研究の結果わかっている通り、強度の強い運動を1日30〜40分、週5日はこなしてもらいたいものです。

 

 

おわりに

「死」を早める要因として、「喫煙」「肥満」「遺伝」「高血圧」「疾病」などいろいろありますが、それらを考慮しても「運動」はやはり続けた方が良いようです。「運動」は、数年の寿命に大きく関わってきます。中でも「長時間の運動」は健康寿命に関わっています。

であるならば、楽しめて健康的に感じるシンプルなウォーキングこそが一番!散歩こそが持続性があって効果的な運動だと思うのです。継続的な運動は、多くの臓器や組織に多くの利点があると言われています。

たとえば、もし心臓発作を起こしたとしても、運動をしている人は受けるダメージがより低いと言われています。つまり、継続的な運動こそが寿命を延ばす健康長寿の秘訣とも言えるのです。というわけで結論は「運動はしないよりした方が良い」と言えそうですね。