ゴキブリ対策【まとめ】
ゴキブリを増やさないためには「侵入対策」「駆除対策」「巣作り防止対策」など様々な方法があります。これらの対策を万全に行っていれば、ゴキブリを見ることなく快適に生活することができる…かもしれません。
というわけで今回は、様々な視点から「ゴキブリ対策」を紹介したいと思います。
ゴキブリの発生・侵入原因
ゴキブリの発生・侵入原因は様々ですが、大きく分けると以下の2つ ↓
- 屋外から侵入してくる
- 室内で卵がかえり増える
ここで気をつけなければならないのは、どんなに自分の家をきれいに保っていたとしても、ご近所さんが汚ないととんだトバッチリを受けてしまうこともある…ということです。こればかりはどうしようもありませんね。
ゴキブリの行動
① 餌を求めて
嗅覚が非常に優れているゴキブリは、匂いにつられて行動しています。このゴキブリの優れた「嗅覚」と「餌を求める行動」がゴキブリ侵入の原因となります。
飲食店にゴキブリが多いのは、常にいい匂いを放ちゴキブリを引き寄せているからと言えるでしょう。
② 異性を求めて
ゴキブリの求愛行動にはフェロモンが使用されています。つまり、オス・ゴキブリがメス・ゴキブリのフェロモンに釣られて家に侵入することもあるのです。
③ 適温を求めて
ゴキブリは、生きるために適温(28℃くらい)と適度な湿度の場所を探し求めています。
※ 特に活動が活発な夏は屋外と屋内を行ったり来たりします
ゴキブリ対策の基本は?
ゴキブリ対策の基本は「全ての穴を塞ぐこと」です。侵入される穴がなければ、家の中でゴキブリを見ることは絶対にありません。
とはいえ、そんなことは不可能…
そこで多くの人がやることといえば
- ゴキブリ対策グッズを設置する
- 殺虫剤などを用意する
くらい…
ではどうしたら、ゴキブリ対策の基本である「全ての穴を塞ぐ」ことができるのでしょうか?
侵入経路を徹底的に塞げ!
実は、ゴキブリの侵入経路はそれほど多くはありません。
具体的には、以下の4つ!
- 上下水道関連の穴
- 通風口・換気扇など、風を通す穴
- 玄関や窓など
- その他(クーラーの通し穴など)
そこで、考えられる穴という穴を可能な限り塞いでしまいましょう!!
- 台所や洗面台のシンク
- 洗濯機の排水口
- お風呂の排水口
- トイレ
※ トイレは水が溜まっているため「穴が塞がれている」状態になっていますし、シンクはU字パイプであれば途中に水が貯まり、ゴキブリが侵入できないようになっています
※ 洗濯機の排水口やお風呂の排水口は、中の作りが見えないため、 ストッキングをかませたり、防虫ドレインキャップを利用するといいでしょう
※ 家の建築時、排水管を通すために開けられた穴は排水管の大きさと完全に一致しているわけではありません。そのため、エアコンのダクトを通す穴のように目で確認できる穴は、 パテなどを使って直接塞いでしまいましょう
※ 通風口や換気扇など風を通す穴は、それに適したフィルターが販売されています
さて、
以上のように考えられる穴という穴を塞ぎ切ったところで、玄関や窓など人間が出入りする「大きな穴」を完全に塞ぐことはできません。
そこで、
- すぐに閉める
- 必ず網戸を利用する
- 忌避剤などで防止する
といった対策も必要になってきます。
◉ 網戸は密閉度が重要です!
◉ 忌避剤 (匂いのバリア) を置いて、ゴキブリが近寄れない環境を作ることも有効です!
「夏」の対策
ゴキブリ退治は、発見した時が駆除のベスト・タイミング!というわけで、1年の中でゴキブリがもっとも活発に活動するシーズンは「夏」です。
(25℃を超えると繁殖も活発になり、卵を多く産むようになります)
- 発見したら即「殺虫スプレー」!
- 毒エサタイプの殺虫剤 (罠) も仕掛けておく!
- 繁殖させないためには「くん煙タイプ」の殺虫剤も!
「春」と「秋」の対策
「まだ大丈夫」と油断している春。夏が終わってホッとしている秋。しかし、ゴキブリ駆除に関しては、この「春」と「秋」が非常に重要なんだ…といっても過言ではありません!
ゴキブリが好んで住処にしてしまう「キッチンシンクの下」「冷蔵庫周辺」「植木鉢の下」「ダンボール」などはこまめに掃除し、風通しを良くしておきましょう!
そして、各種殺虫剤は夏だけでなく「春」「秋」にも使用しましょう。
加えて、通年を通して「生ゴミ」「ペットの餌」「食べカス」の管理に気をつけておきましょう!
まとめ
ゴキブリは、見た目が嫌なだけでなく菌やウイルスなどの病原菌を媒介する可能性があるため、衛生面を考えてもきちんと退治しておきたいところです。
- キッチンにエサになるものを置かない
- 棲み家を作らせない
- 殺虫剤を賢く利用
以上のことを徹底して、ゴキブリと同居しない生活をしっかりと手に入れましょう!