胃痛を予防する生活習慣と改善させるツボのお話

 
辛い胃痛にならないためには、日頃からどのようなことに気をつけるべきだと思いますか?食べ過ぎない、飲み過ぎない、などいろいろありますが、

今回はここでもう一度おさらいしておきましょう。そしてもう一つ、後半では「胃痛を改善するツボ」について紹介したいと思います。お楽しみに!

 

 

 

 

胃痛を予防するための生活習慣

 

 

① 消化の良いものを選び、よく噛んで食べる

胃痛を予防するためにはまず、食事の仕方に注意しましょう。なるべく消化のよいものを、よく噛んで食べるのが基本です。できるだけゆっくりと食べ、腹八分目を心がけましょう。

また、起床後すぐに食べたり、就寝の1~2時間前に食事をすることも胃痛の原因となりますので注意しましょう。要は、胃に負担をかけないことなのです。

 
 

② ストレスを溜め込まない

仕事のストレスなどで「胃が痛い!」「胃がキリキリする!」なんて話をよく聞きますよね。そうなんです。ストレスは胃を直撃します。とにかく、うまくリフレッシュしながらあまりストレスを溜め込まないようにしましょう。

 
 

③ 睡眠をしっかりととる

夜更かしや不規則な生活などで睡眠不足になると、胃の調子が悪くなってしまいます。要は疲れが取れず、疲労が蓄積され、胃粘膜の力が低下してしまうんですね。お肌のためにも元気発剌でいられるためにも睡眠はしっかりとりましょう!

 
 

④ 適度に運動をする

適度な運動には、自律神経の働きを助け、胃腸の機能を高める効果があります。手軽に始められるウォーキングくらいでいいので、習慣化させておきましょうね。運動には、ダイエットや糖尿病予防など数え切れないほどの効果が期待できますので、必ずや始めてくださいね!

 
 

⑤ 深酒をやめ禁煙する

大量のアルコールや辛いものは胃を刺激し、胃酸の分泌過多にする恐れがあります。喫煙も、血行不良により胃痛に繋がりやすくなります。胃に痛みを感じたらさすがにやめるでしょうが、そうなる前にやめておきましょう。

 
 

⑥ 体を冷やさないようにする

あまり知られていませんが、体の冷えも胃痛の原因となり得ます。もともと胃の弱い方は、夏はできるだけ冷房を避け、冬は暖かい服装で過ごすよう心がけましょう。

 
 

胃痛を予防する生活習慣と改善するツボのお話

 

続きまして、

 

 

 

 

胃痛を和らげるツボ

上述した生活習慣を守れず、胃痛を感じているあなたに朗報があります。それは、今から紹介するツボを押せば、多少は胃痛が和らぐ可能性があります。

「明日は必ず病院に行くけど、今日はもう夜遅いし何とか痛みを我慢するしかない」といった方は、知っておくと便利なツボばかりですよ。

 
 

<胃兪(イユ)>

胃の不調全般に有効とされているツボです。特に、食欲不振や過食気味が気になるときにマッサージしてみましょう。押しにくいときは、テニスボールの上に仰向けになって寝ると良いでしょう。

 

<脾兪(ヒユ)>

胃兪から指2本分くらい上にある背中のツボです。消化を促進するため、食欲不振のほかにも便秘や下痢に効果的です。

 

イユヒユ

 

 
 

<中脘(チュウカン)>

おへそとみぞおちの中間にあります。胃腸の働きを高める効果があり、胃痛のほか消化不良や食あたりにも有効です。ただし、食べた直後はマッサージしないでくださいね。

チュウカン

 
 

<合谷(ゴウコク)>

手の甲の、親指と人差し指の間のくぼみを押します。痛みがあり「気持ちいい!」と感じるところですよ。ストレスのほか、風邪のひき始めや肩こりなどにも効果的な「万能なツボ」と言われています。血行促進や自律神経を整える効果もあります。

ゴウコク

 

 
 

<足三里(アシサンリ)>

膝の下から指4本分のところにあるツボです。胃痛や胃痙攣などに効果を発揮します。

アシサンリ

 

 
 

<内関(ナイカン)>

手首から指3本分の所にあります。ストレスによる胃痛や吐き気を感じるときに刺激してみましょう。

ナイカン

 

 
 

<百会(ヒャクエ)>

頭のてっぺんにある「体全体を調整する」とされているツボです。「下痢ツボ」…と誤解されている方もいるみたいですが、「体全体を調整する」ツボですからね。特に、自律神経を整えたいときに有効ですよ。

ヒャクエ

 

 

 

 
 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

胃痛はホントーに辛いものです。大好物を見るのも嫌になりますし、仕事や勉強に集中できない。おまけに、大好きなあのコとデートするにも笑顔が出てきません。

こんなにも辛い胃痛になる前に、まずはきちんと生活習慣を整えておきましょうね。

 

もちろん、不調が長引いたり症状がひどい場合には、必ず医師の診察を受けるようにしてくださいね。

 

それでは☆

 

 


最終更新日:2017/11/29