脳疲労を劇的に回復させる方法

 
体が疲れているわけでもないのになぜか頭が働かない。それは、もしかしたら「脳が疲労している」せいなのかもしれません。

現代は、情報が過剰に溢れかえっている社会です。パソコンやスマートフォンの使用などにより、脳疲労のリスクはさらに高まっています。

 

もちろんストレスも…

 

ある調査によれば、60%以上もの日本人が疲労感を感じており、内40%は半年以上の長きにわたり慢性的な疲労を感じているというのです。

 

そうなんです!

 

「どれだけ休んでも疲れが取れない」のは、あなたの脳が疲れているから…ではないでしょうか?

 

実は、

 

「何もしない」でも「脳疲労」は消えません!

どれだけ休んでも…「脳疲労」は残ります!

 

「休み=充電」ではないのです!!!

 

 

 

 

 脳疲労とは 

脳疲労を劇的に回復させる方法
 
外部からの情報過多により、大脳新皮質と大脳旧皮質の関係性が破綻し、脳が正常な機能を果たせなくなった状態をいいます。

また、悩みを多く抱えたり、考えることが多すぎて、思考回路が鈍くなり、脳内の伝達動作が上手く働かない状態でもあるのです。

 

情報…情報…情報…

ストレス…ストレス…ストレス…

エネルギー不足…エネルギー不足…エネルギー不足…

 

また、生物が本来持っている「〜したい!」という欲求を抑え込むことも、脳疲労の原因になると言われています。

 

 ダイエット女子は「食べたい!食べたい!」が積もり積もって「脳疲労」を招いているのでは?

 

 

 

 

 脳疲労の弊害 

脳疲労が慢性化すると、

 

  • 食欲を抑えきれなくなる ⇨ 肥満に
  • うつ病を引き起こしやすくなる

 

といったことにもなりかねません。

 

 

 
 

 一般的に言われている「脳疲労」の解消法 

 

脳疲労を劇的に解消させる方法

 

  • 目から入ってくる情報を遮断する
  • 深呼吸をする
  • 濡れタオルで首筋を冷やす
  • 目・首・肩を温める
  • コーヒ− (カフェイン) を摂取する
  • タバコを吸う
  • チョコレートを食べる
  • 運動をする
  • 栄養をしっかりと摂る

 

他にも、

 

  • アクション映画を観る
  • 仕事の進め方を変えてみる
  • 昼寝をする
  • アロマテラピーでローズマリー・ペパーミント・ラベンダーの香りを嗅ぐ
  • 大好きな音楽を聴き大声で歌う

 

 

しかし、これだけではなかなか回復しきれません…

 

いったいどうしたらいいのでしょう???

 

 

 
 

 「疲れ→回復→疲れ…」のスパイラルから抜け出すには?  

 

脳疲労を劇的に回復させる方法

 

キーワードは「レジリエンス」です。

resilience・・・復元力

 

つまり、何らかの負荷によって変形させられたモノが元の形に戻ろうとする力のこと。

 

心にかかったストレスに対処する力、自らの精神を元に戻そうとする力と考えてもらっても結構です。このレジリエンスの低い心は、一定の負荷がかかると折れてしまいます。

そこで、このレジリエンスを高めることができれば、簡単には折れない竹のような「しなやかな心」を手に入れることができるわけです。

 

人は、ストレスに直面したとき、このレジリエンスが問われているのです。この「心の平静さを保つ能力」を。。。

 

じゃあ、どうしたらいい?

 

結論から先に言うと、「楽観的」であればいいんです。

 

 

何事にも、「楽観的に」「前向きに」考えるようにすることが、ストレスに強いしなやかな心をつくることになるのです。

でも、「楽観的になれ」と言われてもそう簡単になれるものではないですよね?

 

 

 

そこで一つ提案があります! ↓↓↓

 

 

 

 他者と広範囲に関わりを持つこと 

社会との繋がりがストレス・うつから解放してくれる手段

「いやいや、そもそも人間関係がストレスになっているのだから、これ以上ストレスを増やしたくないよ〜」

 

そうおっしゃるかもしれませんね。

 

でも、とある研究によりますと、「他人との持続的かつ広範なつながり、あるいは、同じような境遇にある人との支え合いなどが、レジリエンスにプラスに作用する」と言われているんです。

 

人間はやはり人間らしく、社会としっかり繋がり、いろんな人と接する (特に同じような境遇にある人と) ことでストレスホルモンが抑制されるようになっているようです。

例えば、うつ病になりやすい遺伝子を持つ子どもが虐待を受けたとしても、人との安定したつながりがある場合には発症リスクが下がる…とされています。

 

 

 

 

 ベトナム戦争では 

ベトナムで捕虜になったアメリカの兵士たちは、独房の壁越しにタップ・コードでお互いの士気を支え合い、何とかメンタルを保つことができたと言われています。

これも一種の「レジリエンスにプラスに作用する他人との関わり」と言えるかもしれません。

 

 

 

 おわりに 

 

いかがでしたか?

「脳疲労」についていろいろ書いてきましたが、あなたに合った解消法のヒントは見つかりましたでしょうか?

 

要は、思考に柔軟性を持たせ、強い心を作り上げていくことが重要となるのです。

 

根本から、「脳疲労」になりにくい体質に改造していきましょう!

 

例えば、苦難に遭遇した場合、「これは成長のチャンスなんだ」と思えればしめたもの ☆

 

・・・

 

最後にもう一つ!

 

スピリチュアリティや信仰心もレジリエンスにプラスに作用します。「今から怪しい宗教を信仰しろ」ということではありませんよ。一番オススメなのは「瞑想」です。ヨガも併せて行うと尚良いでしょう。

 

 

近頃は、マインドフルネスという言葉が流行りになっていますが、要は「瞑想」です。

心穏やかに、ヒステリーな人からは一定の距離を保ち、人生について、世界平和について、家族の幸せについて、など、ポジティブな思考が脳に渦巻くきっかけとなればいいですね。

 

というわけで、

心を「無」にする瞑想を、毎日の習慣に取り入れてみませんか?そうすれば、「脳疲労」はいつの間にか解消されているはずだと思いますよ ☆
 
 


最終更新日:2017/11/29