島倉千代子さんの「波瀾万丈人生」まとめ

 

2013年11月8日、歌手の島倉千代子さんが肝臓ガンのため亡くなりました (享年75)。島倉さんといえば、NHK紅白歌合戦に史上初の30年連続出場を果たすなど順調だった歌手活動とは一転、私生活は波瀾万丈でした。

苦労の連続。。。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで。。。

 

 

 

島倉千代子さん、波瀾万丈人生まとめ

1963年にプロ野球・阪神タイガースのスター選手だった藤本勝巳さんと周囲の反対を押し切って結婚したものの、5年後には離婚。家族からは追い返され、戻ることはできず、結局自分の戸籍を新たにつくったのです。

1970年代には知人の手形の裏書をしたのがもとで、総額10億円を超える借金を背負うことに。人柄の良さで、知人やマネジャー、自分が知らない人たちの分まで保証人になってしまったからなのです。

 

その後、あの美空ひばりさんから「実印は貸すな」とクギを刺されたのはあまりにも有名な話です。当時、後見人となったのは細木数子さん。しかし、その後は確執があったとも言われています。

 

借金は数年後に完済されましたが、2007年、知人に資産を持ち逃げされ、再び多額の借金を抱えてしまうことになるのです。

 

 

1988年には実姉が自殺。1993年には乳がんを患い、放射線治療の影響で声が出なくなったこともありました。そして、63歳でヌード写真集を出したことも。

苦労をするたびに、歌を歌い、歌に励まされ、歌で人を元気にした島倉さんだったのです。

 

 

 

島倉さんと細木さんの関係は?

島倉さんは、人を信じて手形の保証人となったせいで莫大な借金を背負うことになりましたが、1990年には完済した…と報じられていました。

当時、島倉さんは目に涙を浮かべて、『法律が許してくれるならばこの手で刺したい』と、名前こそ明かしませんでしたが、借金を自分に背負わせた相手に対する恨み節を口にしていました。

 

一説には、その相手こそが細木数子さんだというのです。2人の関係は、1977年に始まります。この時、総額16億円の負債を抱えた島倉さんの後見人に、細木さんの内縁の夫がなったのです。

 

当時を知る歌謡界のOBはこう話しています。

「ヤクザが大勢取り立てに来た恐ろしい現場を盾になって裁いたのが細木の旦那なんだ。その後、細木には利用されたけど、当時の島倉は『細木のママ』って甘えてもいたよ」

 

つまり、島倉さんは一時期、ヤクザの脅威から守ってくれた細木サイドの言いなりになってしまったことで、不幸が重なってしまったようなのです。

島倉さんの興行権をも握ってしまった細木さんは、1977年に「ミュージックオフィス」という芸能プロを立ち上げ、3年間、すでに返し終わっているかもしれない借金のため、島倉さんを馬車馬のごとく働かせたそうなのです。

 

 

その後細木さんは、島倉さんの興行権を日本コロムビアに渡し、2億円をしっかり受け取ったとか。このような経緯があって、島倉さんはその後、細木さんと関係のある人たちを避けるようになっていったそうです。

それでも島倉さんはへこたれることなく、離婚や乳ガンといった苦難をも克服してきたのです。

 

 

 

島倉千代子さんの「プロ魂」

「わたし、今年71歳になります」
どういうわけか、島倉さんは講演の中で何度も71歳になったことを繰り返し話題にしていました。そういえば、車から降りた島倉さんを楽屋まで案内したとき、足取りの重さが気になってはいたのですが。。。
 

実は、マスコミの報道によれば、この時島倉さんは前マネージャーに実印を預けて預金を持ち逃げされたらしく、失意のさなかにいたようなのです。
「この年になると、ただ歩いているだけでもよろけてしまうんです」

そう言って聴衆を笑わせてはいましたが、心中を察すると…

 

 

島倉さんは、本番まで2時間もあるというのに食事もそこそこに、舞台の上でマイクの調子を確かめたり、音響係に指示を出してスピーカーの位置を移動させたり、本番前のリハーサルに余念がありません。そして、楽屋からは発声練習が聞こえてきます。
島倉さんは、いつでもどんな時でも真摯に仕事と向き合っているのです。まさに「プロ魂」そのもの…

 

とにかく、

「仕事には妥協がなく厳しい人でした。歌手仲間とプライベートで交流を持つことは少なく、あくまで歌手・島倉千代子を演じ、食事に行っても仕事の話しかしなかったといいます。」

 

 

晩年はそれこそ弱みを見せないようにしていたかのようで。。。

 

2013年11月14日、大ヒット曲「人生いろいろ」で島倉さんは見送られていきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 
 

昭和の伝説・天才歌姫「美空ひばり」の歌唱力と死因についてはこちら

 
 

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