運気を上げる年末年始の正しい過ごし方

 

「お正月をどう過ごすかでその年の良し悪しは全て決まる!」とも言われています。そこで、昔の人の生活習慣に習って、「今年中にやっておきたいこと」「お正月の正しい過ごし方」などをまとめてみました。

「昔から伝わる行事やならわしなんて、どうせ迷信でしょ」などとバチ当たりなことを言うことなかれっ!実はどのならわしにも、邪気を払ったり豊作を願ったりとちゃんと意味があるのです。

 

それぞれに、私たちが元気に過ごせるような知恵や願いが込められているのです。

 

そこで、もうすぐ迎えるお正月に向けて、「今年中にやっておきたいこと」「お正月の正しい過ごし方」を大盤振る舞いで紹介しちゃいます ♡

ちゃんと実践してくれる方のみ、お読みくださいねっ ☆

 

 

 

「今年中にやっておきたいこと」

良い年を迎えるために、年末(12月中)に行うこと、いろいろありますよねー!

そんな中、代表的かつ絶対に行なっていただきたいことをここで紹介しておきます。

 

まずは12月13日です!この日は『正月事始め』と呼ばれ、お正月を迎える準備を始める日とされています。お正月に向けて縁起の良いものを食べてお祝いしましょう!

 
 

そして、

 

◯ 冬至(12月22日)までに大掃除は済ませましょう!

◯ 冬至からは、お正月へ向けて準備あるのみです!

掃除、料理の支度、正月飾りの用意をし、27日までに準備完了すると余裕が ☆

 
 

◯ 28日、餅をつくのが縁起の良い日

都会なら買う日にしてもいいでしょう
 

◯ 29日、一年の苦(9)を全て祓う日

パーっと宴会を開くなどして楽しく過ごすのが吉

 
 

◯ 30日朝、準備を完璧にすませお正月飾りを設置する日

年神様をお迎えするためのお正月飾り(しめ飾り、門松など)を設置します。大晦日だけの一夜飾りは避けるので、遅くても30日中に。早目に27日以降に飾るのはOKです。

◯ 大晦日、新しい年を迎えることに集中する日

あわてずゆったりの大晦日を過ごしたいものですね ☆

 

 

◯ 年内に行っておくとよい場所は?

今年一年を振り返りすっきりしたいなら、お寺にお参りすれば心が穏やかになれますよ。年末は癒しを与えてくれるお寺へ年始は夢を叶えてくれる神社へ初詣というのがよい流れです!

 

 

 

 

大晦日の過ごし方で開運!

 

① ノートに今年の反省を書き出す

② ゆっくりお風呂に浸かる

 

 

 

「お正月の正しい過ごし方」

ズバリ!お正月(三ヶ日)をどう過ごすかで、その年の善し悪しはすべて決まります!この3日間に起こったことが、その1年の凝縮となっているんです。悪いことやネガティブなことは考えず、とにかく笑って楽しく過ごすことが重要なのです!

 

 

1.今年やりたいことを紙に書き出す!

まず、もっとも重要な願いを3つ書きます。その際、「やりたいこと」「そのためにどうする」「実現させる方法」を書くとより叶いやすくなります。

 
 

2. 初日の出を見る!

初日の出と初詣は欠かせない開運ポイントです!1日は朝から始まると考えられているので、初日の出がのぼり明るくなってなら近くの神社にお参りすることをおすすめします。

ただ、お正月は家に年神様を迎えるので、元旦はできる限り家の中で過ごし、どうしても出かける予定がある時は2時間以内に戻ってくるのがベターです。遠くに行くのは3日を過ぎてからがいいでしょう。

どうしても年末年始に旅行に行く際は、旅先でも自宅方向へ遥拝するなど、気にかけるようにしましょう。

 

 
 

3. 受験生はまず「伊達巻き」を食べよう!

お正月の食卓を飾る「おせち料理」は縁起の玉手箱です。数の子は子孫繁栄を願い、めでたさを色で表す紅白かまぼこ、「喜ぶ」に通じる昆布巻き。。。

そして、意外と知られていませんが、伊達巻きはその形から「巻物」に通じ、知識の象徴とされています。受験生はぜひ食べておきましょう。また、出世魚のブリも立身出世に通じる食べものなので、受験など大切な日の前には食べておきましょう。こんなふうに、それぞれの料理が持つ意味を話し合って食べるとより楽しめますね。

 
 

4.祝い箸は神様と一緒に食事ができるツールです!

料理をいただく「祝い箸」にも注目しましょう。祝い箸は、両端が細くなっています。これは、片方が神様用、もう片方が人用の「神人共食」仕様のためとされています。大みそかに、使う人の名前を書いた箸袋を神棚か鏡餅に供えておきましょう。松の内は同じ箸を使うことで、神様とのご縁も深まります。

 
 

5.元旦に汲む「若水」で身心ともリフレッシュ!

元旦、一番初めに汲む水 (若水) には、一年の邪気を払う力があるといわれています。昔は井戸で汲み、その水でお雑煮を作ったり茶を淹れたりするのがならわしでした。水道が発達した現在では、水道の水でも大丈夫です。パワー溢れる若水で、心身ともにリフレッシュしましょう!

 

 
 

6.「歯ブラシ」は元旦に新調しよう!

元旦には「健康に通じるものを新調する」ならわしがあります。例えば歯ブラシの新調です。健康な歯は、身体も気持ちも元気に保つことにつながります。新しい歯ブラシで新年をスタートさせると、気持ちが引き締まり、いい新年になりそうではないですか ☆

下着も新しいものを、ですよ!

 
 

7.初詣は正しいお参りの作法で

神様は礼儀を重んじます。正しいお参りの作法をマスターしておきましょう。身なりを整え、鳥居をくぐる前に軽く会釈をしてから境内に入ります。参道の中央は神様の通り道です。人は端を歩きましょう。手水舎(ちょうずや)で手や口を清めてからお参りすることも忘れずに!

 
 

8.神様に見てもらえる「絵馬」の書き方は?

絵馬に願いを込めるときの作法も知っておきたいところですよね。そもそも絵馬とは、馬を神様に奉納して願い事をしていた頃の名残りです。きちんと住所(番地などは省略可)や名前を書き、自分がどこの誰なのかを神様に名乗ってから、祈願の内容を書くのが本来の書き方です。祈願には「自分はこうしたい」という強い気持ちが込められていることも大切です。

 

 
 

9.おみくじで凶を引いたときは?

おみくじは、神様からのありがたーいお言葉です。本来は教訓として持ち歩き、後日境内に納めるものとされています。ただ、もし凶をひいてしまったら、結び場に結びましょう。そのとき、利き手と逆の手を使って結ぶと凶が吉に転じる…という言い伝えがあります。

 
 

10.嫌な初夢を見たときの対処法

初夢の定義は諸説ありますが、広義では、その年の最初に見る夢をさします。いい夢の例として「一富士 二鷹 三なすび」が知られていますね。高く、立身出世の象徴である富士山に、開運や夢の実現につながる鷹、事を「なす」に通じるなすで、縁起のいいものベスト3とされています。

3つとも、天下をとった徳川家康のお膝元である駿河の名物でもあるので、家康にあやかったともいわれています。でも、目が覚めたときに本人が幸せな気持ちを感じるなら、それが一番です!

 

 

もし、万が一、嫌な夢を見た場合には、逆夢(さかゆめ:夢とは逆のことが起こる) と考え、前向きに頑張っていきましょう。

 

 

 

 

まとめ

ひとつひとつのならわしには、きちんと意味が込められていることを知っておきましょう。その意味を理解すれば、楽しくもあり、行いやすくなるものです。ぜひ、お子さんにも教えてあげてくださいね。

そして、昔から伝わるならわしをうまく取り入れ、新しい一年を家族みんなで元気に過ごしましょう!

 

 

ちなみに、

正月にやってはいけないこと

 

① 掃除・・・福の神を追い払う行為です

② 料理・・・お正月は火の神と女性を休ませるべし

③ 入浴・・・お正月は水の神と女性を休ませるべし

④ 喧嘩・・・悪い運気を呼び込んでしまいますよ

 

 

どなた様も、心安らかなお正月を過ごして、新しい年がよい1年になりますように。

 
 


最終更新日:2017/12/22