うつ病の「原因」「症状」「治療法」「支援制度」まとめ

 
うつ病は現代病の一つとして、大変な社会問題となっています。「自分は大丈夫だよ!」と過信することなかれ!誰だってなる可能性があるのですから。

しかも、放っておくとひどくなることも!

 

というわけで今回は、うつ病の「原因」「症状」「治療法」と、さらには「自立支援医療制度」の概要までを一挙にまとめて説明していきたいと思います。

 

 

 

 うつ病とは? 

簡単に言うと、うつの状態が長く続き、日常生活に大きな支障の出る病気のことです。

 

○体がだるい

○意欲が湧かない

○考えることが嫌になる

 

などなど…

 

それに伴い、不眠食欲不振などの症状も現れるので、本人は非常につらいものがあります。

 

 

また、うつ病には大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 単極性うつ病・・・うつ状態だけが現れる
  • 双極性障害・・・非常に元気な躁状態も現れる(うつ状態もあり躁状態もある)

 

 

 

 うつ病の原因 

うつ病になる原因は主に以下の4つがあります。

  • 過労
  • 精神的打撃 (日常のストレス)
  • 身内などの病気や死
  • 女性の場合、妊娠出産生理等女性ホルモンのバランスが崩れてしまった時

 

これらの原因にその人の性格環境が影響し、脳がうまく機能しなくなった結果、鬱の症状が起こると言われています。

脳内には意欲気分を調整するセロトニンノルアドレナリンと言われる神経伝達物質が存在しますが、その分泌量や働きが不十分である場合に鬱になると考えられています。

 

セロトニンとノルアドレナリンのバランス

 

 

 

 うつ病の予防法 

 

  • 必要以上に仕事をしないこと
  • お酒に頼らないこと
  • 休日は心身を休めリフレッシュすること
  • 何でも一人で抱え込まないこと
  • 妊娠・出産の時は御主人にいろいろと話を聞いてもらい、家事の負担を減らしてもらうこと

 

などです。

 

ですが、そういうわけにもいかないでしょう…

 

そう簡単に仕事は断れませんし、ストレスの要因は日常生活のあらゆるシーンに充満しています。そこで、次第に症状がひどくなりうつ病になってしまった場合には、必ず治療しないといけません

 

 

 

 うつ病の治療法 

大きく分けて、医師によるカウンセリング薬物療法の2つがあります。

 

  • 専門家によるカウンセリングは、本人が置かれている立場環境を把握し、本人の性格などを加味した上で、生活環境の改善を促していきます。(例えば、「お酒を飲みすぎないように」「仕事の量を減らしましょう」「家事を減らしましょう」「昼寝はしないようにしましょう」「寝る前にスマホなどで脳を刺激しないように」など)

 

  • 薬物療法は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)SNRI(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)を使うことが多いようです。ですが、『双極性障害』の場合は治療法が変わってきますので、必ず医師に話しておかなければなりません。

 

要は、100人いたら100通りの治療法があるということなのです。

 

 

 

 うつ病に対する社会的支援 

自立支援医療制度という支援制度をご存知でしょうか?

簡単に言いますと、病院や薬局での診療費や薬代が、自己負担額3割(例えば3000円)であればそのうちの2割(2000円)はお住まいの都道府県・指定都市が負担しますので、実質自己負担額は1割(1000円)となります。

これには受給者証が必要となりますので、医療機関や市町村の担当窓口へお尋ね下さい。

 

 

 

 最後に 

うつ病は、ただ放っておくだけでは絶対に良くなりません。それどころか、どんどん悪化していきます。甘くみていると思考能力がなくなり、最悪、自殺をしてしまうことも!

そうならないためにも、幸せな毎日を明るく楽しく過ごすためにも、きちんとした予防を心掛け、きちんとした治療を受けていきましょう。

 

人生は谷ばかりではありません。

 

エベレスト登頂のように、苦難の道のりの後には必ず素晴らしい景色を眺めることができるようになっているのです!

 

それが人生というものですから

 

 

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