初心者や忙しい人にオススメの「積立投資」とは

 

「低金利」「マイナス金利」と聞いて、「やらなければならないような気はしているんだけど、なんだか面倒…」と思っているあなた。

重い腰がなかなか上がらず、「そのうちにね…」と思っているうちに時間だけが過ぎ去っていませんか?「さあ、今日から!」と思うのに、なかなか一歩が踏み出せない。「資産形成」という言葉を聞くたびに、そう感じている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、そんな投資に二の足を踏んでいる皆さんのためにオススメの「積立投資」のメリットについてまとめてみました。

 

その前に、まずはこちらからどうぞ ↓

 

 

 

初心者は「思い込み」のワナに陥りやすいものです

まず、今の超低金利時代には、資産形成といっても銀行に黙ってお金を預けているだけでは思うように増えません。そこで、株式投資などで「賢く増やそう」となるわけですが、実際には踏み出せない、という方も多いようです。

確かに、「投資って難しそう」ですよね。それに、完璧に「投資知識を理解してからでないと始められない」という方もいらっしゃいます。

 

資金面の事情もあるでしょう。投資に回せる余裕資金がないケースや、子育て・住宅ローンなどの支出面が不安で、「損したら元も子もない」と尻込みしてしまう方も少なくありません。

もちろん、貯蓄は必要ですが、これからの日本の人口構造からすれば、将来必ず税負担は増え、年金は削られます。つまり、貯蓄だけでは心許ないのが現実なのです。

 

 

このような状況であるにも関わらず、投資に対する様々な断片的な思い込みがあって、投資に踏み出せず、ただただ時が過ぎてしまっている方が世の中に溢れかえっているようです。

まず初めに、投資したら短期間で結果を出さなくてはならないという思い込みは捨て去りましょう!

 

あれこれ考えすぎてしまうと、それだけで投資が苦痛になってしまいます。まずは、「成長する会社に投資しなければならない」とか、「割安株を探さなくてはならない」といったことは考えなくてもいいと思うんです。

初心者であったり、忙しい方であれば、自分で全てをやろうとすればかなりの労力に疲れ切ってしまいます。そうではなく、ある程度のことは全てプロに任せてしまえばいいんです。

 

だって、普段仕事をしながら、あるいは家事をしながら、子供を育てながら…成長する会社を見極めたり、割安株探しをするのはなかなか難しいものです。ましてや、時間やお金といったコストをかけたのに結果がついてこなければ、あまりにも割に合わなさすぎですよね。まさに踏んだり蹴ったりです。

というわけで、投資したら短期間で結果を出さなくてはならないという思い込みは捨ててしまいましょう!

 

 

意外なことに、投資は楽しみながらできる人の方が勝率が高い傾向にあるようです。焦ったり、鬼のような形相で切迫しながらやる人は負けやすい…みたいですよ。

それだったら、悩み苦しんだ上に負けてしまっていいことなしですよね。

 

 

 

 

忙しい人も始めやすい! 積立投資のススメ!

では、忙しい現代人が、そして投資初心者の人たちが、無理なく資産形成を始めるにはどうしたらいいでしょうか?

 

ここでは、月々わずかな金額からでも始められる積立投資をオススメしたいと思います。「貯蓄と投資信託による積立投資のダブル・スタンダード」を実践するといいと思います。例えば、毎月1万円で国内株式・国内債券・外国株式・外国債券に等分の金額で投資するとしましょう。

国内債券は現金預金と意味合いが似ています。景気がいい時は国内株か外国株が上がり、景気低迷の時は国内債券や外国債券がサポートするというイメージです。この4配分を投資信託で積み立てるのがまずは第一歩です。

 

 

投資信託であれば、プロのファンドマネージャーが国内・世界の様々な株式・債券などに分散投資して運用していってくれます。その中でも、「積立投資」であれば少ない予算でも投資が可能です。債券も入っているので、預金的な意味合いもあって少しは安心できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

投資信託のポイント

 

① プロが運用するので楽!

②少ない額 (例=1万円程度)でも分散投資が可能!

 

これに加えて、毎月定額を積み立てることで、時間分散による価格分散の効果があるという点が挙げられます。つまり、積立投資は忙しい人や投資を始めてみたいという人に向いているのです。

 

 

まずは月1万円の積立から始めてみてはいかがでしょうか。飲み会に1回行ったつもり、洋服を1枚買ったつもりで、月々1万円ずつ積み立てていきましょう。こうすれば、案外簡単で、投資に対するイメージがガラリと変わるはずです。

 

 

 

まとめ

私自身、実際に投資信託を購入して、成功したものから意外と難しかったものまでいろいろとありますが、それらは全て (自分と) 相性の良いタイプの投資信託と出会えるまでの練習だったように思います。

そういった経緯もあり、今はだいたい3~5本の相性の良いタイプの投資信託に長期投資しています。

 

初心者の方は、インデックス型といって日経平均やTOPIX、ダウ工業株30種平均や世界の不動産リートが組み込まれたものなどから前述の4つの分野に等分投資する基本的なところから始めてみてはいかがでしょうか。

「習うより慣れろ」とはよくいったものです。頭で考えるだけと実際では大きく異なります。まずは、少額からでも投資を始め、実践から学んでいくべきではないでしょうか。

 

 

その点、積立投資であれば「リスクが分散」されますし、忙しい人や初心者向きであるといえます。面倒くさがりの人にももってこいです。

気が付いたら結構貯まった! という成果が数年後に実感できているのではないでしょうか。

 

 

 


最終更新日:2017/12/01