「だるさ」は体の異変かも!原因・対処法まとめ
体がだるく感じてしまうのは、体が出している不調のサインかもしれません。
「すっきりと起きられない」
「体が重く感じてしまう」
「疲れが取れない」
など、体のだるさは人それぞれですが、だるさを誤魔化して生活しているとある日突然糸が切れた凧のようになってしまうことがあります。
そこで今回は、だるさの原因と対処法についてまとめてみました。
「病気ではないのに体がだるく感じられてしまう」
これには様々なことが原因として考えられます。
1.栄養不足
「体がだるい」「起き上がるのがしんどい」場合は第一に栄養不足が考えられます!
栄養失調 (気味) になってしまうと、体重や筋肉量が減るだけでなく、倦怠感、息切れ、動悸なども起こってきます。栄養が不足すると血管や臓器ももろくなり、生命維持機能がきちんと働くなってくるのです。
実は、日本人の高齢者 (70歳以上) の5人に1人は栄養不足だと言われています。また、ダイエットを気にする若い女性にも栄養不足が増えてきているようです。
加工品や惣菜などの既製品やインスタント食品ばかりを食べるのではなく、毎日三食きちんと自炊して食べる習慣をもちましょう!
《新型栄養失調のセルフチェック》
●風邪をひきやすくなった
●毛がよく抜け、白髪が増えた
●気持ちが沈みがち、イライラしやすい
●口内炎ができやすい、舌が痛い
●傷がなおりにくい、湿疹・にきびがよくできる
●物忘れが多い
●転びやすい
●手足がしびれる
●めまい、息切れ、たちくらみなどの貧血症状がある
●食べ物の好みが急に変わったり味がわかりにくくなった
【新型栄養失調の対策】
●清涼飲料水をあまり飲まないようにすること
●肉類をちゃんと食べること
●油ものも程よく食べること
●外食やインスタント食品、加工品を控えること
●野菜や果物をしっかり食べること
●うどん、白米などの炭水化物を少し控えること
●冷たい食べ物や飲み物も控えること
●同じメニューばかり食べないこと
●甘いものやスナック菓子はほどほどに
2.睡眠不足
「体がだるい」原因で、次に多いのが睡眠不足です。
【睡眠不足対策】
●寝る前はお風呂に入らないこと
●寝る前はスマホを扱わないこと
●寝る前は考え事をしないこと
●昼寝をとりすぎないこと
3.ストレス
ストレスは万病の元です。体がだるくなるのはもちろん、イライラしたり、立ちくらみやめまいがしたり、といった心身の不調に繋がってしまいます。人に対する許容範囲が狭くなり、自律神経失調症という病気にもなってしまいますので気をつけましょう。
《ストレスチェック》
●めまいや耳鳴りがすることがある
●立ちくらみをよく起こす
●胸が締め付けられる感じがする
●心拍や脈拍が速くなったりする
●息苦しく感じるときがある
●夏でも手足が冷えるときがある
●お腹がすかない、胸やけ、胃の調子が悪いときが多い
●よく下痢や便秘をする
●治療しているのに肩こりや腰痛がなかなか治らない
●手足がだるい
●顔だけ汗をかいたり手足だけ汗をかく
●朝起きた瞬間から疲労を感じる
●気候の変化についていけない
●やけにまぶしく感じる時がある
●寝ても寝ても眠い
●追っかけられる夢や怖い夢をよく見る。金縛りにあう。
●風邪の症状がないのに咳がよく出る
●食べ物が胸につかえる感じがする。喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。
0~1個 自律神経失調にはなっていないようです。
2~3個 自律神経に負担が掛かっているかもしれません。
4~6個 自律神経失調症になりかけているかもしれません。
7個以上 すぐに休養を取り、できるだけ早く専門家に相談しましょう。
「だるい…」「バテバテだ〜」などと半笑いしながら言えるくらいならいいのですが、そのまま油断していると命の危険に関わる「熱中症」にかかってしまう可能性だって否定はできません。
少しでもだるさを感じたら、原因が何なのかをよく考え、適切な対策を行なってくださいね。
(鉄分不足の可能性も…)
それでは☆